ども黒猫です。
不穏なタイトル(笑)
楓も学校給食のお世話になり、3年目になります。
完食できないこともまだあるようですが……
はい、いきなりクイズ!
いっぽんの稲穂からとれる米粒の数は???
※答えはまだよ(๑'ڡ'๑)୨♡
私の通う小学校には給食室があり、給食のおばちゃんが毎日せっせと、大鍋で給食を作ってくれていました。
家では見られないサイズの大鍋。
ひとクラス36名程で、ひと学年4クラスあった時代で、
校長先生以下、全校900人弱のお昼を支える給食。
お昼近くになるにつれ、おかずの匂いがしてきて、お腹がぐーと鳴ったりしたのを覚えています(笑)
残さず食べるのが当たり前で、私はどーーーしても!
生トマトが食べられず、泣きながら昼休み中まで教室に残らされた事もありましたが、実は私が最も心を痛めていたことが、生トマト以外にありました。
それは、ご飯粒です。
給食室で炊かれたご飯。
ごちそうさまの後、みんなが使ったご飯の食器にも、ご飯が入っていた容器にも、ご飯粒が沢山残ってしまっていました。
このご飯粒、みんなゴミになってしまうんだよね。
そう思うと申し訳なくて、低学年の頃から悲しかったのをよく覚えています。
ひとつの食器に、3粒でも米粒が残っていたら、自分の学年だけでも400粒〜が捨てられていく。
※いっぽんの稲穂から出来るお米の数は、品種にもよるそうですが、100粒くらいだそうです。⟵クイズの答え!
Google先生で調べました。
とあるいっぽんの稲穂があるとします。
そのいっぽんから分けられた粒全部が、食べて貰えない粒だったらどうしよう!!!どうしよう!!!
可哀想!!!!!
という強迫観念にも近い思いが、小学生の私にはありました(笑)。
だからなるべく食べよう。
よそわれたご飯は1粒残さず食べるようにしよう。
そう思っていました。
そうやって大人になり、子供を持ち……
保育園である年齢になると、
「おうちで炊いたご飯を、お弁当箱に入れて持たせてください」
という謎ルールがあり、私は当然、楓にも一粒残さず食べるように言い聞かせていました。
しかし、そうそううまく食べられる訳もなく、担任の方から
「楓くん、一生懸命お米カリカリやって食べてるんです。いいことではあるんですけれども……」
強要しないで〜💦
というお話をされてしまいました💦
時間に追われる保育。
必死の形相で米粒を追う楓が不憫でもあり、保育のタイムスケジュールの妨げになってしまったようでした。
私が泣きながら食べた4分の1カットの生トマト。
生トマト嫌いはクラスに私しかいなかったのもあって、他の3切が、食べて貰えないモノになるわけない!!!
という、自己都合にも似た安堵もあり、
何で食べなきゃいけないんだ!
私がトマト食べなきゃいけないなら、ご飯粒どうにかしてよ!
くらいは思ってました(笑)
ずるいねぇ(( ̄▽ ̄;;)ア、ハハハハ…
まぁそれも。
私が食べられるから思う悲しみであり、押しつけてはいけないんですけれども、
お米作ってくれる人。
運んでくれる人。
炊いてくれる人。
お店に並べてくれる人。
また、道具を作ってくれる人。
そのためのエネルギー供給をしてくれている人、みんなに感謝しています。
どっかのハウスメーカーのCMではありませんけど、
明日から自分でコメ作れ!となったなら、手も足も出ませんからね。
土地もねー、道具もねー、苗もねー。知恵もねー。
ないないづくしよ。
買いに行って
米といで
炊いて
食べる
それしか出来ん。
お米に限らず、全てに感謝なんですよ。
お天道様のご機嫌も。
なので祈ったりしていますし、楓にも知って欲しいと思います。
食べられなくてごめんなさい。
もうそれは、人によって仕方ないのかもしれません。
私も間食できないことがあったのだろうし、
(記憶にはない)
両親たちはもう、もともと味が合わなければ残しますし、
高齢なってもきたので、外食する時は、量的に食べられないことも増えたそうです。
ということは、私もいずれ完食できなくなるのでしょう。
だから完食を押し付けてはいけない。
けれど、だから。
常識の内で、食べ物を悪ふざけに用いらないように。
食べ放題でも、食べられる分をご注意ください。
ってなってるように。
私みたいに、残飯に罪悪感覚える人もいるし。
ごみの処理には労力がかかります。
その分、費用もかかります。
仕方のないことは仕方ないから。
せめて。
……とはいえ。
家庭内でも、食への意識はばらばらなの!(笑)
とりあえず、食べ盛りを迎えていく男児がいるので、残さず食べよう!はもちろん、家の中なら皿舐めるほど懸命に食べて欲しいと思ってます!!!
小学生の頃からの私の悩み。
こうして文章にできて、スッキリ致しました。
これからも、
ちまちまと、
子供の頃からの、
悩みとか、思いとか、
吐露していけたら、いいな。
と、思っています。
ここまでお読み頂き、ありがとうございましたm(*_ _)m