ピンク色の入院着で産科をフラフラしてると、ほかの妊婦、産婦さんの視線が

『Σ(゚Д゚)ギョ』

って感じだった(笑)


私もことのなりゆきがあまり分かってなかった頃で

(なんで自分だけピンクの?みんな普通にマタニティパジャマなのに・・・恥ずかしいわ!)

と、ムキーしていたw

ナースステーションの隣が、内診室。󾓳を隔てて陣痛室。
なかなか処置をしてもらえなかった数日間。
ナースステーションの奥から夜毎、陣痛に耐えかねる妊婦さんの悲鳴にも似た呻き声が聞こえてきていた。
妊娠のため、睡眠は浅いし、体も疲れていないし、そうそう寝付けない私を怯えさせるのにそれは充分過ぎるほどであった。(爆)

ダイラパンの処置が最悪なのに、陣痛なんて、お産なんて無理に決まってる。
駄目だったら切ってもらおう。そうしよう。
Dr.にもそう言われてるんだし。
そうだ。無理しないもん。

決意にも似た感情。


しかし陣痛促進剤が始まるその日。
ナースステーションを通ると、この数日で顔なじみになった働く女性たちが口々に言う。

『がんばって!下から産めるように!』
『いやいや、怖いし痛いの無理です。ほんともぅ勘弁なんで、どっちでもいい・・・』
『そんなことないよ、大丈夫大丈夫!切る方がよっぽど痛いしつらいし、後々大変なんだよ』
『はぁ・・・』

Dr.もDr.で
『下から産めるといいね。頑張ろう』
などと。

ダイラパン抜けちゃったねじゃねーよ。
と思ってた。(笑)


産科の働く女性たちは、とても元気が良い❀

励まされなかったといえば、それは大嘘である!