メス型が揃ったので、まずは小手調べとして司令塔を作ってみた。
強度は不要なので、100g/m2のガラスクロス2プライ一部3プライで試してみた。
一晩おいて今朝離型した。
ピンホールだらけで、薄っぺらいけど頼りないほどの強度でもないので、使えるでしょう。
ハルの反対側のメス型作製。
今回は、あらかじめスタイロフォームの型枠を強化しておくことにした。
両サイドにありあわせのアルミ材を両面テープで貼り付けて、たわまないようにしてみる。
オス型の半分を油粘土に埋め、アルミ材で強化したスタイロフォームには内側のふちに
パッキン代わりとして粘土を細く伸ばして配置した。
スタイロフォームの型枠を置いて、上に頑丈な板を載せてから体重をかけてパッキンの
粘土を密着させる。
これは硬化後の画像。
気泡の付着を防止するため、シリコンゴムをオス型に筆で塗りつけた後、枠内にシリコン
ゴムを流し込む。断面を直角三角形に切り抜いたスタイロフォームを押し込み、シリコン
ゴムの高さを調節。少ない量のシリコンゴムで済ますため。
型枠の上に板と重石を載せて硬化待ち。
この状態で硬化させると、平面な机の上でFRP作業をすれば変形の無いメス型になるはず。
硬化後、ひっくり返した図 
粘土とオス型を外せばメス型の完成。 
 

司令塔のオス型もバルサで製作。

サーフェーサーを吹いてみると粗が目立ちます。 

パテ埋め、研磨を数回繰り返す。 

再度サーフェーサー吹き 

半分を油粘土でカバーしてベニヤ板で枠を作る。
ここへシリコンを入れてメス型を作ろうとしたが、量を計るためサランラップを敷いて
水を注ぐと1リッターくらい入るのでやり直す。
少ない量のシリコンでメス型が出来るようにスタイロフォームで枠を作る。
シリコンを入れて養生中。司令塔も型取り中。 
メス型の片面が出来ました。
オス型に爪で傷を付けてしまったのでパテで修正中。
スタイロフォームはたわんで少し開いてしまうので、板のベースに載せ、サイドから板で
押さえて形状を保たせてます。もう片方は違う方法を試します。
司令塔も型取り完了。 
司令塔は一体でFRP作業が出来る予定。

バルサでデッキから下の部分を作り、タイトボンドで貼り付け。隙間にもバルサを詰め込む。

バルサパテを塗り込み、削り出し。
細かい傷やへこみは後である程度修正するとしても、平滑でなくてもいいと思ってます。
正面からの図。 

7月15日にスタイロフォームから切り出したハルのパーツを使って製作中。

図面通りの幅だとスリムに見えるので、パテで肉盛りした。全体の形が出来てきたら、
バランスを見て削り落とすかもしれん。
時々触る程度なので、ゆっくり進行中です。