南米旅行記@チリ(サンティアゴ)トラブルその1発生! | わっしょい  てんやわんや録★

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エアロビクスマニアの管理人@わっしょい。

留学のつきそいで2008年の6月からアメリカ・カリフォルニア州の

海辺の田舎町・サンタクルーズにお引越し。
2012年7月に無事帰国。
自称HE・N・TA・Iエアロマニア管理人のどたばた生活。

先日、実家のままんと、国際電話をした時の事。


ままん「そういえばねぇ、今度あんた達が帰って来た時だけど…

なんか食べたいものとか飲みたいものとかある?バイリンK君は…たしかエ●スビールだよねぇ?」

(´◉◞౪◟◉)「うん、そう」


ままん「あんたは何飲みたい?」

(´◉◞౪◟◉)「………(思い浮かばない)…」

ままん「ジュースとか?(おこちゃま対応w)」

(´◉◞౪◟◉)「………麦茶とか

ままん「……┐(-。-;)┌、じゃあ何か食べたいものある?」

(´◉◞౪◟◉)「……山芋のごはん(すり下ろしたヤマイモと

味噌汁を混ぜてご飯にぶっかけて食べる食べ物w)」

ままん「……あんたって子は…(汗。相変わらず安上がりな子だわねぇ…」

(´◉◞౪◟◉)「……」


これから管理人の事は安上がりなオンナとお呼びください(遠い目w。

根っからのビンボー人なんで、高級なモノとか思い浮かばないんだけど!

そんなワケで日本一時帰国が目の前に迫って参りました( ´艸`)❤


でも、旅行記は続きますw。


■□■□■□■□■□


5日間のイースター島散策を終えて2011年7月6日の夜8時頃に再びサンティアゴに

到着した一行。

翌朝早朝にはサンティアゴを後にしてアルゼンチンに向けて飛び立つ予定だったので

空港目の前のホテル(ホリディ・イン)に1泊して翌7月7日。


定刻より1時間遅れで飛行機に乗り込み出発を待つのだけど、

待てど暮らせど、飛行機が動く気配がない。


そして出発予定時刻から3時間が経過した14時頃…

突然、アナウンスが入り、飛行機がキャンセルに


原因はお察しの通り、チリ火山の噴火で風下にあるブエノスアイレスの空港が緊急で

閉鎖されたため(´・ω・`)。


自然災害なら仕方が無い…と、飛行機を降りるのだけど、

空港内に入ってからの案内が一切無い(;´Д`)。

いや…もしかしたらあるのかも知れないけど、全部スペイン語…(大汗。


(´◉◞౪◟◉)「……これからどーしよう…?」

K「……うーん…」


既にチリを出国してしまっているのだから、

再び入国してスーツケースを取り戻さないといけない。

さらに、代わりの飛行機を頼んで今日の宿を確保して、ブエノスアイレスのホテルを

キャンセルしなくてはならない…(Oh)!


同じ飛行機に搭乗していた人達も、飛行機を降りた途端てんでバラバラの

方向に散っていったのでどこにいけば良いのか分らないまま、

とりあえず目指したのは入国ゲート。

ここを通過しないとスーツケースも回収できないし、エア・カナダのカウンターにもいけない。


沢山の人でごった返す入国審査のフロアで係員に登場チケットをみせながら

飛行機がキャンセルになったけどどうすればいいのか英語で聞いてみた(バイリンK氏がw)

ものの…どの係員も「…( ゚д゚)ハァ?」

という顔をしたあと、ため息をつきながらアッチイケ!シッシッt!!みたいな様子で

ひたすら無視(イラッ…。


(´◉◞౪◟◉)「……」

K「……」

(´◉◞౪◟◉)「……英語、通じてないみたいだね」

K「…うん…」


アメリカにいると、英語が上手く話せない管理人はよく現地人に

「はぁ?世界共通語である英語も話せないの?バカじゃね?」みたいな感じで

呆れられること(悲)がよくあるけど…

チリではどうやらスペイン語が話せないと人間扱いしてもらえないらしい(´・ω・`)。


何を言っているのか分らない放送の中、

誰に話しかけても英語なんていう異国の言語を話す

我らは誰にも相手にしてもらえず、イキナリ孤立


搭乗券とパスポートを片手に呆然自失状態。

地球の●き方を見たって搭乗機がキャンセルになった時に

スペイン語でどう対応すればいいか、なんてノウハウは載っていないし…。


…なぜか東京砂漠という言葉を思い浮かべて世の中って冷たいよね…

と自問自答していた、その時…!


「あのー…日本人の方ですか?」


……・ん?


久しぶりに聞いたバイリンK氏以外の日本人発音による日本語っ!

振り返って見ると可愛らしい赤ん坊を抱きかかえた、可愛らしい女性が立っていた。


(´◉◞౪◟◉)「あ…はい、そうですけど…」


日本人女性「あの、何かお困りですか?よろしかったら夫が日本語とスペイン語を

話せるので通訳しますよ」


(´◉◞౪◟◉)&K「…!!!」


さっきまで絶望のどん底だった一行に一筋の光明がっ!!(嬉

捨てる神あれば拾う神あり とはこの事だわ!!^^

日本の慣用句って素晴らしい!←


早速、すぐそばにいた彼女のご主人に事情を話してそれを地上係員に伝えてもらう。

そして出国の時に渡した書類を返してもらって、無事再入国。

通訳をしてくれたとても親切なご家族(いや、ホントーに助かったのです)に何度も御礼を言い、

バゲージクレームでスーツケースを回収して、猛ダッシュでエア・カナダのカウンターへ。


空港の地上係員に関してはことごとく英語が通じなかったものの

エア・カナダのカウンタースタッフはとりあえず英語が通じる(エア・カナダだしね)から、何とか

今後の手続きについての話を一通り聞くことができた。

そして、分った事といえば…


・多分、今日(7月7日)はブエノスアイレスの空港が閉鎖されているため、

他の航空会社の飛行機も運航は中止されると思う。明日もわかんない(えぇ…)。

・会社都合のキャンセルじゃないから(自然災害によるものだから)宿泊の手続きは自分でやってね

・代わりの飛行機の手配ができたらこちらから連絡する


このくらいか…。


まだまだ、問題は山積…(´・ω・`)。

管理人一行、やっぱりぴーーーんち…。


つづく!