としての情報から得た

単なる知識としてしか知らない。

そんな人間が

いかに多すぎるかということ。

いわゆる

ひたすら只の『苦労知らず』や『平和ボケ』と呼ばれている日本人も確実にその範疇の続柄の人間である。

もちろん

誰もがそれぞれのそれなりの苦労は経験しているのだが、苦痛に悶え苦しみ足掻き続けながら生きるよりも、苦悩に満ち溢れて自殺の決断をして亡くならざるを得なかった苦渋の人生だった人々の苦しみなど、それは経験もしたことがないから、気軽に慰めの言葉を、この世に本当に絶望した人間に声を掛けてしまうという誤ちを冒してしまうのである。

何を隠そう

若い頃にこの俺も、とある昔の上司から「お前は今迄の人生は苦労を知らない。」と指摘された経験があるが、だからといって、今頃になってこんなに凄まじい苦悩と地獄の沙汰の生き地獄を味わらさせられるという残酷な末路を強制されること程、死ぬよりも、確実につらいことは他にありえないと実際に経験で知ってもらいたいものだ。

#あくまでも一般常識