これから
お話しする事は親友の実話です。

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父とシロ

私の実家では
父が定年したときから
シロという犬を飼い始めました


シロは家族のみんなから愛されながら
大人になり
そしてお婆さんになりました


ある日
父が腹痛を訴えて
入院してしまいました


父が倒れたと聞いて
久しぶりに私は実家に帰って来ました


そしたら...
シロが不安な顔で
私を迎えてくれたのです


その日私は夢を見ました


寝ているシロが昔のように
甘えて
寝ている私の耳をかむのです


そして朝になりました


シロは...
冷たくなっていました


12歳の冬でした


退院した父は
シロの小屋の前で
「ごめんなシロ、俺の身代わりになってくれたんだな」と
つぶやきました


私は実家に顔を出すたびに...
何故か庭にシロの気配を毎回感じてました


それから父は...
入退院を繰り返し
シロが旅立って一年後...


旅立ってしまいました


甥が棺の中に
シロの写真を入れました
「天国で仲良くしなよ?」と


皆 泣きました


私は霊の存在は信じていませんが


シロは実家の庭に
父が亡くなるまでは
いたのだと感じてます





おわり





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感動したので
皆さんにも伝えたくなり
書きました。

親友には
ブログに書く事も
許可をもらっています。



では。
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