野に山に、こだまするのは、3兄弟!

野に山に、こだまするのは、3兄弟!

里山で、ゆるゆる自然育児を実践する未琴のブログです。
3兄弟のこと、アレルギーのこと、食べ物のこと、季節のこと、身体のことなどを書いています。

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NHKドラマ「八日目の蝉」第3回「悲しき女たち」が、13日(火)に放送されました。

私たちが引っ越す直前に、あたりでロケやってました。

今日録画してたドラマを、子どもたちが昼寝してるスキに、ボリュームを下げて、ときどき早送りしながらコソコソ見ました。

一人で涙、久しぶりの大泣きです。

我が子たちと歩いた思い出の詰まった道や畑や橋や民家や林の風景が、三年間だけど、悲喜こもごも沸き起こり、

ドラマの内容に泣かされてるのか

はたまた

義父母と突然の同居に、これまで押さえていた気持ちが、耐えられなくなったのか、

自分でも区別ができません。

私はこれまで、女としての、光の部分を意識する方が多く、
影の部分はなかったことにしていたかもしれない。

原始、女性は太陽だったかもしれないが、女ゆえの傷や、不器用な生き様は、男女同権を叫んだところで永遠に変わらない。
…それは男だって同じだ、とは言わないで下さい。


兼六園に行きました!
でもあちこちで桜が見事。
長男の小学校でも桜だらけ。(笑)
私はここんとこ、まさに「上を向いて歩こう」です。野に山に、こだまするのは、3兄弟!-100409_2021~0001.jpg
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ついに引っ越ししました!
まだまだバタバタしてます。
パソコンの方の移動手続きが4月半ばになるので、ブログももう少ししてからゆっくり再開します。

またね~!

「ぼくの知らない街があそこにあるんだね」


里山のくねくねした山道を車で走ると、

林の幹のすきまから、谷間を見下ろしたところに

集落が見える。


そんな風景を、こう表現する次男(4)の感性が好きだ。


青い空を見上げて、

「わあ、海がいっぱいにひろがってる」


空も星も月も山も

花も虫も石ころも

いろんなものに感激しては

「すばらしー!すばらしーねー!」


ごめんなさい。こんなこと書いてしまうなんて、

ちょっと引っ越しのストレスで現実逃避のセンチメンタリズムに浸った親バカに

なっているのでしょう。


アボガドのディップの味を始めて知り、

「がぼがぼ、おいしかった~」

っていうような、ごく普通のあどけない4歳児です。


でも、大きくなって、もはや記憶の断片しか取り出せない年になっても、

幼少期の心象風景はきっと、道に迷ったときのコンパスになってくれるかもしれません。


実は今の私がそうだから。




昨夜、長男(9)、軽い喘息発作が起きた。

その日は、彼にとって最後の柔道の稽古で、いつもどおり汗を流した後、

年度末の締めの話を先生がしているころから、どうも目がショボショボしている。


おや?

と思ってみていたが、「お互いに、礼」 と挨拶が終わったところで、

超特急で荷物をまとめ、出入り口で、

「ありがとうございました!!」

と大声で言うと逃げるように退散している。


いつもは着替えも片付けも一番遅いのに。


こちらは調子がはずれ、あわてて後ろを追いかけていくと、

泣いてた。


さらに車に乗ると、声を上げて大泣き。


別れが悲しいんだと。

痛かったりつらかったりしたけど、別れるのがさみしいんだと。


私の想像以上に、長男は「愛着」という気もちを育んでいたのだ。


やめたい、やめたい、って言ってたけど、

引っ越さなければ、そう言いながら続けていたと思うんだと。


泣きじゃくりながら、言葉を選びながら、一生懸命私に話してくる。

9歳になってデカクなっても、やっぱりちっちゃいときからずっと愛おしさは変わらないなあ。


なんて思いながら、やはり、喘息が。

泣いたときの涙がさらさらと鼻の奥に流れて飲み込むのが

喉に刺激となり、咳が出始め、うまく排出しきれない鼻水が悪さしている。

これは長男が、風邪から喘息発作になるときも、同じパターンだ。


こんなことで喘息になってると、

これからお別れ会が学童やら学級やらご近所さんやらで催されるのに、

毎回涙するたびに喘息なんて…

つらすぎやしないか?


と心配していたら、

少々喘鳴が残っているものの、友だちと遊びたい一心で、

乗り切ってしまった。

そういえばお弁当持参の日だったしね。(←大の弁当好き)