こんにちは、703naomi洋裁教室の髙橋尚美です。


洋裁をしていると「ギャザーってどのくらい寄せればいいの?」と迷った経験はありませんか。

私自身も、最初の頃は厚手の生地にたっぷりギャザーを入れてみて、仕上がりがゴワゴワになってしまったり、逆に薄手の生地で分量が足りずに物足りない印象になったり…そんな失敗を何度も繰り返しました。

 

でも、そうした試行錯誤の中で「生地ごとに適したギャザー分量がある」ということに気づいたのです。

厚手や硬い生地にはギャザーよりタックやダーツが向いていること、

柔らかい生地は少しの分量でも美しく広がること…。

 

経験を重ねるほどに、仕上がりの美しさは“分量の選び方”に直結するのだと実感しました。

今回はその気づきをもとに、平ゴムを使用してギャザーを寄せる場合のギャザーに向く生地・向かない生地、そして平ゴムを使った実験から見えた黄金ルールをまとめてご紹介します。

 

 

  一般的にギャザーに向いている生地

ギャザーは「薄手で柔らかく、ドレープ性のある生地」に最も適しています。

  • ローン・ブロード(綿の薄手平織り)
    軽くて柔らかく、自然な広がりが出る。初心者にも扱いやすい。
  • ガーゼ・ダブルガーゼ
    空気を含み、ふんわりとしたギャザーが出やすい。赤ちゃん服やブラウスに最適。
  • オーガンジー・シフォン(薄手合繊)
    透け感と軽やかさで華やかなボリューム感。ドレスやスカートに多用。
  • 薄手リネン
    ナチュラルな風合いと適度な張りで、夏服やブラウスにぴったり。

ゴムを使用したギャザー以外(粗ミシンで寄せるタイプのギャザー)にも、上記の生地はおススメです。

柔らかいフェミニンな雰囲気を演出できますよ。

  ギャザーに向かない生地

 

 

 

厚手・硬い・滑りやすい生地」はギャザーに不向きです。

  • デニム・帆布など厚手生地 → ゴワついて縫製も大変。
  • サテン・シルクなど滑りやすい生地 → 光沢は美しいが、均一なギャザーが難しい。
  • ニット(伸縮性が強い生地) → ギャザーが伸びて形が安定しない。
  • 厚手ウール・フェルト系 → ボリュームが出すぎて不格好に。

 このような生地では、ダーツやタックで調整する方が美しく仕上がります。

ウエスト部分などでゴムを入れて調整したい場合などは、ゴムの分量に注意しましょう。

硬い生地に対して柔らかいゴムを使用すると、ゴムが生地の方さに負けてうまく知事まない場合があります。

その場合は、ゴムの分量をあらかじめ少なめに設定するのがオススメです。

 

 

  実践!シーチング×平ゴムでのギャザー分量比較

※使用素材:シーチング生地+4.0㎝巾ソフトゴム

 

 

 

  • ×1.5倍 → ゴムに余裕あり、自然なギャザー。
  • ×2.0倍 → 生地とゴムの伸びが同じくらいでバランス良し。
  • ×2.5倍 → 生地が少し余り、もたつきが出始める。
  • ×3.0倍 → 生地が余りすぎて、ゴムがひしゃげてしまう。

 

結論:ギャザー分量は「×2.0倍前後」が黄金バランス。   多すぎると生地がもたつき、ゴム通し部分が崩れてしまいます。

 

 

  まとめ

  • ギャザーは「布の厚み・柔らかさ・地の目」に左右される。
  • 薄手で柔らかい生地 → 美しいギャザー。
  • 厚手・硬い生地 → ギャザーよりタックやダーツが適切。
  • ゴムを使う場合は「×2.0倍前後」が黄金ルール。

 

ギャザーは作品の印象を大きく左右する重要な要素です。
生地選びと分量の調整を意識することで、仕上がりが格段に美しくなりますよ!

 

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました

次回もお楽しみに♪

 

 

 

 

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