柳生一族の陰謀に続くNHKスペシャル時代劇
十三人の刺客
オリジナルは60年近い前の工藤栄一監督作品で10年ほど前では三池崇史監督でリメイクされてて、その合間にはフジテレビの時代劇スペシャルの時間枠で仲代達矢さん主演編が作られてる集団チャンバラ劇。
工藤版とテレビ版で丹波哲郎さんが同じ約で出てるんも面白いけど、
里見浩太朗さんが半世紀以上飛び越えて、もちろん別役とは言え出演されてると言うのが、なんと言うか素晴らしいと思います。
正直、主役は
中村芝翫さんじゃないなぁと感じたけど、その他はけっこう充実の三池崇史版にも負けない布陣だとは思いましたね。
運命の親友演じた麒麟での信長の父高橋克典くんの方が主役に向いてると思ったね。
勝野洋さん、昔は嫌いだったけど今ではいい役者になったて思うし、富山市出身大河麒麟がくるでも好演見せてた西村まさ彦くん等ドラマを引き締めてました。
今までの作品と変えて来たのは、抗議の切腹から始めずに親友の交流から始めたところと主役に嫁いだ娘がいて、華を添えると共にラストシーンに救いと希望を見出だす演出としたところ。
まぁ、悪くはない変更だったと感じたね。
大島優子、侍の娘で嫁をちゃんと表現してました。
狂気の殿様は渡辺大くんだったけと、稲垣吾郎ちゃんの印象強くて、これはまぁ、テレビの限界はあったとは思うけど物足りなさは感じたね。
クライマックスの大活劇のチャンバラは映画と比べたらいけないと思うけど、思ってたより迫力あったんで満足ではありましたです。
ただ三池崇史版は松方弘樹さんが素晴らしい殺陣見せてくれてたんでね、その差はありましたね、、。

三池崇史版のレビューです。