本日、BSPでオンエアされツイッターのトレンド入りした「新幹線大爆破」
公開から45年の作品でトレンド入りとは、パワーある作品なんだと改めて思います。

レビュー書いてるはずと探したら以前やってたエキサイトブログが出てきたんで、コピペで紹介。
名作である。
佐藤純弥監督の代表作だ。
ちょっと情けないミニチュア撮影部分はご愛嬌。
ハリウッド映画「スピード」の元ネタと言うよりも「スピード」がアイデアをパクった作品。
日本ではあまりヒットしなかったが、その後フランスで何故か大ヒットしたからハリウッド関係者も見てて当然だろう。

当時はハリウッドで「タワーリングインフェルノ」他パニック映画と言われたジャンルが一つのブームになってて、この映画はその流れの中で作られた日本製パニック映画という感覚で作られたが、パニックとしてはハリウッドに及ばないものの映画の出来としては遥かに一連のハリウッドものを越えていた。

新幹線が80Kから落ちると仕掛けられた爆弾が爆発して1500人の乗客の命が・・!
このスピードが落ちると爆発する爆弾というアイデアが「スピード」にパクラレたわけだけど秀逸なアイデアだよね。
高倉健さんが犯人で、宇津井建さんが国鉄側の責任者で
両建さんが、対決するわけだけど
キャスティングがちょっと面白い。
黒部進さん、田中浩さん、中田博久さん、片桐五郎さん他普段は悪役の多い俳優さんたちが団体?で刑事だったり、国鉄職員だったりで、いいもん演じてるのがホントに面白い。
狙いだったかな?
同じ時期に同じ新幹線大爆発を扱った松竹作品「動脈列島」がある。
こっちは原作小説ありで犯人が近藤正臣さん、警察が田宮二郎さんのナルシスト?対決。
こっちはちょっと警察側が推理ポンポン当たり過ぎで
いまいち盛り上がりに欠けたけれど
正臣さんのモノマネを研究するにはピッタリの題材?だった。
話を戻しましょう。

「新幹線大爆破」
丹波哲郎さんの特別出演、出番がえらいおいしい!
両建さんの苦労がなんやろ?と思えるほど(-^〇^-)。
ただこの映画
ラストがどうなんやろ?なんだよね。
そこまでは大満足の名画なんだけど
丹波さんがおいしい!ラストが
もう少しなんとかならなかったのかとね。
あれが日本映画の限界なんだろな。 

熱く語ってました。

以下は今日のツイートです。