今年2月にひっそりと公開されてた映画を日本映画専門チャンネルでやってて、こんな映画あったんだ、木村文乃さん出てるやんと見てみました。
重かった!
前半は中学でのいじめ描写が酷すぎて目を背けたくなった。それがけっこう長くて、そりゃ自殺しちゃうなって…。

同級生の死を背負った二人が小出くんと文乃さんがなんと中学生から20年後まで一人で演じててビックリなのだけど、いやぁ、これは日本映画専門チャンネル、放送ありがとうと、よくこの映画をボクに教えてくれた!と感謝しました。

いじめは今年「ヒメアノ~ル」「聲の形」でも描かれていたけれども、この作品は痛い、胸に刺さるような描き方で、いじめっ子たちに怒り感じたし、悲しくもなった。

子どもを失った両親役
トミヤスさんの演技には涙誘われたし、「64ロクヨン」だけじゃなく、ここでも子ども失ってた永瀬くんの演技もまた素晴らしい演技でボクには「64」より心に響く父親像だった!


他にも笛木優子さんや葉山くんなどキャスト揃ってるのに何故こんなにひっそりとした公開だったのか疑問だし、なんも注目されてないのか?と思う重くてヤバいけど、意味のある映画でした。
本当、娯楽作とかエンターテイメントとか言う作品ではないけれど、もう少し知られて良い、知られるべき映画だと思いますですよ。