やっと見られました。第2次大戦時に解読不能と言われたドイツ軍の暗号解読と言う方法で、多くの人命を救い連合軍を勝利に導きながらも極秘事項だった上にある性癖から、その功績を半世紀に渡って伏され不遇の人生を歩んだイギリスの若き教授の実話に基づく物語。彼が作り出したものこそ今のコンピューターの礎にもなっているとは驚きで、そんな彼が幸せな人生でなかったとは…人の世の儚さを思い知らされる衝撃がありましたが、うん確かに子供の頃に映画等で見たコンピューターは巨大なものでした。銀残しのような抑えた色調で綴られるこの作品は当初はドラマ・シャーロックのような変人ぶりを発揮するカンバーバッチの演技にユニークさも感じられたものの…これも一種の戦争もの。ストーリーはスパイもののような痛快さや軽やかなラブストーリー等も絡ませながら重くなっていきます。暗号解読のシーンは興奮ものでもあるもののドイツに解読したと思わせないための苦渋の選択もあって…そこは胸にズシンと響きました(;^_^A不満はね…ノルマンディ上陸作戦も彼等の暗号解読あっての成功と言うのであればそこだけでもナレーション処理ではなくちょっとはドラマとして描いてほしかったと言うとこと主人公と共に暗号解読に挑んでていた仲間のその後も知りたかったと言うところかな?でもこれがアカデミー賞ならボクは文句なく拍手だったでしょう♪主演男優賞もボクならこっちカンバーくんだったな。
007シリーズファンとしては英国諜報部M-16の現実?も見れて興味深かったです!
※以前某レビューで教授のその後のネタバレ読んでしまってなければ~もっと良かったんですけどね(;^_^A
いくら実話が基でもそんなに有名な話でも主人公でもないのであのネタバレは痛かったです。映画見て知りたい事実で、そこはホンとに残念でしたから、ボクは絶対その事は記さないです!
これからレビュー書かれる方も未見の方のためそこはご注意願いマスねm(__)m。
とにかくいい映画で満足でした。
コンピューターの礎が戦争で出来てたのも皮肉だけれど、教授には感謝致しましょう。デス!(^-^)/