ちょっと木下恵介作品を続けて見てます…これは1960年と言うからボクは生まれてないと言いたいとこですが、母はよくその前年であるところの現陛下の結婚の儀をボクを背にして近所で一台のテレビで見せてもらってたと言ってたから、ウソはつきますまい(;^_^Aボクは松竹嫌いで木下監督作品もほとんど未見でしたが、木下作品は松竹王道ではなかったのですね…知らんかった~お恥ずかしい(;^_^A。松竹で好きだったのは「必殺」シリーズと「愛と誠」後は奥山さんが製作した非松竹な作品たちで、奥山さんがクーデターで松竹追い出されてからはさらに嫌いになってました~
小津ー山田ラインがボクには合わず最近の作品でも松竹作品はマナー知らずの高齢客が多く落ち着いて映画鑑賞できないのも嫌いさをさらに上乗せしてるもので…
で、この作品…サービスカット的に?この歴史的名シーンもありますしこの当時では破格な予算がかけられてるんじゃないかと思われる合戦シーンもあるんですが話は戦国時代に生きる市井の家族たちの約半世紀に及ぶジミ~なもの…正直ボクには物足りないストーリーでしたが、驚くのはその映像手法♪基本、白黒画像に着色加えるという画像はなんとも独創的だ!当時の観客はどう見たんだろうね~
また全体着色の場面もあって白黒テレビにカバーかけてた事を知ってる世代にはなんだかなつかしい画に思えるはずだ?
さらには戦闘シーンがフラッシュバックで1枚1枚というスタイルで描かれていたりでサクさんや崑さんに影響及ぼしてるのは木下監督だったのかな?と思った次第
もう少し続けて木下作品見たくなった花形です~