BS日本映画専門チャンネルにて再見



今、裁判員制度であればどうなってるのだろう!?

検事も弁護士も法律用語だけで裁判長に向けてのみ語って傍聴席も、もっと言えば被告もほったらかしだったけど、今は裁判員に向けてある意味パフォーマンスが必要になってるからね

この映画の時点ではまだ裁判員制度ではなかったからね

被告は本当に孤独だったと思う



コヒさん演じる裁判長は仕事してるだけなんだけど長々と主文読んでるシーンはスゴいなとカンジタね

裁判は真実を探すものではなく被告を無罪とするか有罪とするかを決める場という主人公のモノローグはシニカルながら真実味が込められていて痛いものをカンジタよ



加瀬亮くんは本当に役者だね

瀬文はどこにもいないもんな♪



この映画の後に作られたドラマスペシャルが



豊さんが捕まっちゃった!

同じく痴漢冤罪を描いたドラマ

こちらは家族もあるし、仕事でも地位あるサラリーマンの悲劇として描かれていました



仕事も信頼も失い飲み潰れる豊さんの芝居は微塵も右京さんの空気はなく見事でしたが



ガラスの向こうに豊さんがいるのはやっぱり違和感ありましたね(;^_^A

こちらはモデルもありテレビですので一応はハッピーエンドな形になるも、やはり失ったものは戻らないほろ苦さの残るドラマでした



今は裁判員制度でどう変わってるのか!?または変わっていないのか…

映画、ドラマの感想というよりはどうしても両方現実を考えてしまうそんな作品でありました