★★

まあ「釣りバカ…」の監督ならこんなもんか…



もっと暖かなホームコメディな作品かと思いきやけっこうシリアス

吉宗~家重が将軍の頃(という説明はないけど加賀藩城主の名に宗や重が付いてるから歴史好きなら将軍の一字をもらってるとわかるだけだけなんだけど)の加賀藩の話でこの時代に起きた加賀騒動が盛り込まれてるけど「世に言う加賀騒動だ」とナレーション入るものの加賀騒動がそんなに有名なわけはない

ここは「これを世に加賀騒動と言う」の方が適切だろう



↑の西田先生とのシーンはあったけど、さらに上戸彩いや上のシーンは劇中にはなかったような~

この明るいムードを信じてしまうといけない!!

高良くんの役はシリアスで加賀騒動に走りたくてしかたないのだ

お役目である包丁侍を嫌い剣に生きようとする若者で、上戸彩ちゃんとなかなか合わないし、暗くはないけど献立なんてな話にはならない

実際にモデルとなった台所方の加賀藩士が残した「献立表」から映画になったことと同じ加賀藩士の「武士の家計簿」の姉妹作品として作られてるからのタイトルだけど、ちょっと合わない感じがした

「包丁侍かく戦えり」なんてなタイトルがしっくり来ると思う次第



このシーンもないな(;^_^A

上戸彩っちは頑張ってるけどバツイチの年上古だぬきには見えない生活感がない

残念だけどミスキャストだ…

生活感ある、または出せる女優でないとなぁ

高良くんより年上に見えるね~



この場面はあったけど、こんな格好で包丁は使いたくないと一応仕事で包丁握ってた身としては思ったね





昔のご馳走はわからないから腹は空かなかったね

やっぱ肉もくれ!ってなるだろな~現代は♪


それと同じ前田藩でも富山県人としては能登より氷見が美味いで~でしたから(;^_^A
西田敏行先生は時代物でもアドリブかまして廻りを困らせてたみたいだけど、彩ちゃん主役でなく義父の西田さんの役を主役にした方が明るい時代劇になったんじゃないかなと感じた一本でした


追記1・エンディングテーマ…CHARAはミスマッチです…
追記2・やっぱ観客、年齢層高く、何度も注意するはめになったとさ(涙)
時代劇見てて電話のベルが鳴るだけで怒髪天となるのに、オッサン電話に出て話やがった!首絞めてやりたくなったよι(`ロ´)ノ