抽象的と言うか観念的
ダークな青年コミック誌的な少しエロティックさもありの手塚もしくは石森風なSF作品を勝手にイメージしてたのだよね…
若き女優たちの白い衣装と彼女たちの胸元に咲く不思議で美しき花
どこか甘美なものを想像しても罪ではないでしょう
しかしSF的な発想ではあってもSFタッチでもなく、甘美さは希薄
前半は4分割など多彩なスプリットスクリーンで少しばかり妖しさを演出するも後半は忘れたかのように画を割りはしない
後半にこそスプリットが生きたような気がするのだが…
綾野くん、今年はスクリーンで何回も見たけどトップクレジットはこれだけかな!?
この役のつかみ所がなくて苦しんで演じてたように思えた
今年見た中ではボクとしてはコンドルのジョーが一番良かったな
黒木華ちゃん
「リーガルハイ」でも頑張ってるけど、この役にはどうだったろう!?
この役は彼女みたいなナチュラル系ではなくほんまな美人系が合ってたと思う
伊藤歩と役を交換した方が…と言うのは個人的好みの問題かもしれないけどね
植物が恐竜に食べられないように花となり、恐竜が絶滅した~なんて前フリがラストに効いてくるのだけど
危機感もワンダー感も足りないからこちらに伝わってくるものは薄かった
この画像のような爽やかさはありません
★★、5かな!?
手塚先生にも石森先生にも花ではないけど似たような世界観の作品はあったと感じるけど、こんなかったるいもんじゃなくぐいぐい迫ってくる恐怖感などがあった
そういうものを求めてはいけなかったようだ…
もう一つストーリーね鍵握る綾野くんらの上司役(古館寛治)はもうちょい貫禄と名のある役者さんで見たかったね
「リーガルハイ」の笑い担当の弁護士さんじゃね~軽すぎたです
でもやっと富山にて見られたことを感謝はしています(^O^)♪