母の四十九日、ボクは病室で迎えました

昼過ぎに手術室に入り夕刻には管いっぱい付けて集中治療室…母の亡くなった場所にいました

母がボクの病見つけてくれて、悪いとこ取ってくれてあっちに旅立っていったんだと思いました

今もそう思っています…

そう、ボクの場合は「四十九日のオペ」それが母からのティク・オフ・ボードだったのかもしれません
そんな事も思いながら見てました

しみじみとする、じんわりと優しさに包まれてくる作品でしたね

主役は出番の少ない亡くなった四十九日迎える母~おっか~だったと感じます

★★★★、2かな?

これだけ役者たちがみんな納得できる配役で、本当に納得できる演技見せてくれてる作品もないんじゃないかなと思える出来です

二階堂ふみ


「地獄…」や「脳男」とはまた全然違うゴスロリネエちゃん

本当に同一人物かと疑うほどです

「地獄…」とは違ったはじけた役なんだけど、これがまた可愛かったからして~

この子はどこに行くんだと感じますです

次はどんな顔見せてくれるのか末恐ろしくもあります

泰造くん

これが勝手な、勝手過ぎる輩と呼びたくなるダメ男なんですか、困ってしまうことに納得できるんです

勝手輩の勝手な論理つぅか心理が…

それが泰造!!似合ってるんだ…

永作博美は今作、受け身の芝居ばかりですが、流石の存在感ですね

アイドルからの見事な女優ぶり、大島優子のいい見本ですね(^-^)/

実際は子宝恵まれているのを忘れさせる子のない女性の哀感をしっとり演じてます

石橋蓮司さん

最高です!

こんな主演と呼べるほどの出番多い役ははじめて見たんじゃないかな!?

これ間違いなく蓮司さんの代表作になったと思いますよ!

それから淡路恵子さん

流石過ぎますね。

一番泣かせポイントでした

ここに岡田将生くんも絡んでの若手、熟年、大ベテランと各世代が味出し合っていいブレンドのレシピが好編な映画を作り上げてくれてました

やっぱりベテランの演技はいい味付けになりますです!

「そして父になる」とは違った角度からの家族の物語でした

ボク個人的にはこちらの方が質が高いと感じました



ティク・オフ・ボード

みんな四十九日の一期一会を踏み台に明日へと向かう

それが本当の意味の母の想いが込められたレシピだったのかもしれません

そして、誰の人生にも自分史に空白な箇所なんてない
そんなメッセージもあったんじゃないだろうか…


うん!?なんだかまともなレビューになってるぞ( 〃▽〃)




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コロッケパン美味しそうだったな~花形チャンネル/cinemaとdramaとtigers-subsub5_large-1.jpg