2016年は好きだったアーティストが沢山亡くなってしまう年でした。
デヴィッドボウイが亡くなりその彼を追悼したり
哀しんだアーティストが次々と亡くなった。
僕にとってソフトバレエは特別なバンドでした。
音楽を作ってみたいと思い
いろいろな影響を受けた。
おそらく、91年頃から聴いていたはず。
ピアノ、キーボードのイメージが変わったし
とにかく見た目がかっこ良かった。
中でも藤井麻輝が好きで
聴く音楽やファッションなんかも憧れた。
しかし95年の解散まで一度も生でライブは見ることができず
本当に悔しい思いをした。
それもあってかある程度自分のお小遣いが自由に使えるように
なってからは、
藤井麻輝が出ている雑誌の記事は購入したし
オリジナルを知らないリミックスや
プロデュース作品も買った。
95年の解散以降は
JAPANのトリビュートがあり、
河村隆一のプロデュース、ヂルチ、SSL(だったかな・・・)、
浜崎あゆみ、ディズニートリビュート(IZAM)、
太陽に吠えろ・スコッチ刑事のテーマ、
MAKI FUJII ASSEMBLED、エピデミック、マシン、ピエロ、ELT、BEAST、
そして本家のshe-shellでした。
2002年にまさかの再結成が実現し、
福岡で一度、それから解散ライブを渋谷公会堂に行った記憶がある。
その間の森岡賢のソロも遠藤遼一のendsもおそらく
全部買っていたはず。
SB時代の森岡賢の曲はやはりポップなこと。
EGO DANCEやミリオンミラーズの一部の曲は
結構マッチョな音だったりアレンジも変でかっこよかったけど
BODY TO BODY、EARTH BORNなどSBの代表曲にあがる曲は
やはり森岡賢の曲が多かった。
しかしリアルタイムの頃は「藤井がかっこいい」と思っていた。よくある藤井派。
再結成はうれしかったものの
明らかに森岡賢の曲のクオリティが落ちているように感じたし
あんなにハイファイサウンドというか
ベタベタの電子音は僕には理解できなかった。
PEACEFUL DAYやTUESDAYなどいくつかいい曲もあったけど。
森岡賢が亡くなってしばらくして久しぶりに第一期のSBの曲を聴いて
その才能に改めて感服した。
もしこのままの音楽性が続いていたら・・・・。
とくだらないことを考えたものです。
今、僕が好きなSB時代の曲とソロの好きな曲。
その他いくつか貼っておりたいと思います。
(PCでしか見られないものも多数ありますが)
まずはファーストソロ。SB時代にリリース。
MOMUSとの共作。のちに濱田マリもMOMUSのカバーをします。
オフィシャルビデオとなってますが・・・。
MOMUSのベストにも収録されました。
Sadness Of Things
EARTH BORN
AFTER IMAGES
EGO DANCE FRACTAL
FAIRY TALE
PHASE
ROMAN
LAST SONG Peaceful Day
R or J(ソロの1曲目)
SB解散後初めてのシングル(シングルとしてもファースト)
FAT
Zero
Plastic Flower(かの香織)
SBっぽさを封印した「Electronica」。このあたりでアンビエントやハウスにも系統し
ピアノの美しさといい感じに融合されていてファーストと同じくらい好きでした。
Raw
The Way
Jude
Ka.F.Ka
フルアルバムは買っていませんが・・・。
minus(-)
布袋寅泰がギタリズム4でバンドサウンドにいきましたが
この単発ライブは初期の頃を彷彿とさせるものですごくかっこよかったです。
藤井丈司さんがOPの曲を作っていたり。POSON、スリルで
久々に組んでいたり。
キーボードは森岡賢。
対バンをしよう!としつこく誘っていた布袋の思いがようやく実ったという感じでしょうか。
このツアーは僕も見に行きました。
お客さんが少なかったですけど・・・。アルバムにも参加。
やっぱり華がある人でした。
結局今の耳で聴くと初期SBは
森岡賢の曲のほうが完成度が高ったという印象。
明らかにドキュメントまでは森岡賢が牽引している。
「愛と平和」で対等になっているけど
個人的に好きなミリオンミラーズもよくクレジットを見ると
森岡賢の曲が多くを占める。
THRESHOLDはこれまでのファンのために、
ボーナストラックみたいなものだと話していたけど。
今となっては森岡賢って凄かった!なんて思うけど当時は何となく藤井麻輝がよかった。
minusの活動開始も嬉しかったけど個人的な趣味で言うと一人minusになってからのほうがすごくしっくりくるし、嗚呼これが聴きたかったと思ってしまうのは三つ子の魂的なやつなんだと思います。
とにかく凄い才能を持った三人が集まっていて誰が欠けてもあの音は出てこなかった、三人だからこそ生まれたものなんだというのを年を重ねるほど思うのであります。
2017年がスタートしました。
2016年末からデヴィッドボウイ関連の本が続々と発売されました。
海外のインタビューを翻訳されたものや
海外の音楽ライターの評伝。
ミュージックライフの過去のインタビューを総括したハードカバーのもの。
10年代のボウイ作品のライナーを多く手掛けた吉村栄一さんによる
デヴィッドボウイの評伝。
野中モモさんの「変幻するカルトスター」。
デヴィッドボウイ読本。
デヴィッドボウイとギタリスト。
そのほかにも芸術新潮、婦人画報、メンズノンノなど普段
ボウイが掲載される機会が少なそうな雑誌でも
ボウイ特集が組まれなかでも圧巻は
「pen」によるボウイ特集ではないでしょうか。
カラー写真でボウイの魅力をこれでもかと詰め込んで非常に読みやすく
「なんでこんなにボウイって人が注目されてるの?」
という方にもってこいの特集でした。
DAVID BOWIE ISも開幕し、まだ私は見に行けていませんが
会期中にはと・・・。
とりあえず、★12インチと7インチを手に入れました!
2017年は年はじめからなかなか豊作です。
まず元日にリリースされたブライアンイーノの新作。
REFLECTIONは過去のアンビエントシリーズでいうと
Thursday Afternoon、Discreet Music、Neroli、Lux。
Fripp&EnoのNo Pussyfootingの系譜になるそう。
一音目からイーノ印の音で、ゼロ年代で一番好き。
他にもイーノとDNA、NO NEW YORKやソロで接点があったアート・リンゼイ。
約13年ぶりの新作。
これがまた素晴らしい出来。
メロディもいいし、リズムもアレンジも。
4ADのSohnも新作が待ち遠しかった一人です。
デビュー作でクールで洗練されたエレクトリックソウル感が
より増した感じです。
The XXにしてもここまでグッと音数を減らせるのは凄いの一言です。
The XXもクールです。
2016年の作品ですがボウイの★にドラマーとして参加した
マークジュリアナも在籍するバンド「Halo Orbit」もかっこいい一枚でした。
バッファロードーターのメンバーなどが在籍。
それからNINの新作EPもやはりかっこよかった!
最後にボウイのPV「No Plan」で・・・・。
2016年のベストアルバムもそろそろ考えようかな。
Brian Eno
SOHN
Bonobo
Arto Lindsay
The XX
Halo Orbit
Nine Inch Nails
David Bowie