徳島のデザイナーすぎちゃんのブログ -187ページ目

【世界がもし100人の村だったら】その2

以下は、2003年「ウェルサンピア沖縄」で行われた「開発教育地域セミナー九州・沖縄大会」でのダグラス・ラミス氏による特別講演を、氏の許可を得て、クロスロード4月号で掲載されたモノより抜粋します。


この本の内容を知っていますか

「世界がもし100人の村だったら」という本、まだ読んでいない方もおられるでしょうから、少し紹介してみましょう。簡単な統計がかいてある本です。

 もし世界が100人の村だったら「52人が女性で48人が男」。「30人が子供で70人が大人」。白人というカテゴリーが、本当に存在するならということですが、「白人は30人で、有色人種は70人」。宗教的には「33人はクリスチャンで、19人はイスラム教、13人はヒンズー教、6人は仏教、そして5人はシャーマニズム、24人は無宗教か、さまざまな他の宗教の信者」。

言語で言うと17人は中国語をしゃべる。英語をしゃべっているのは9人だけです。ヒンディー語、ウルデゥー語をしゃべっているのは8人、つまりインドですよね。6人はスペイン語、アラビア語は4人。そこまでが50人で、後の50人はさまざまな言語なんです。

 そして100人村だったら20人が栄養失調で、一人は餓死しつつある。それなのに15人は食べ過ぎて太って困っています。

 そしてこの本の山場の統計だと思いますが、世界の富をどういうふうに分けているかというと、6人が世界の富の59%を自分のものにしている。そしてその6人は全てアメリカ合衆国の国籍です。74人は世界の富の39%しか持っていない。そして一番貧困な20人は2パーセントの富しか持っていません。

 さらに48人は、言論の自由・結社の自由が保障されていない所にすんでいて、20人はいつ暴力によって殺されるか分からない恐怖の環境の中に住んでいるというわけです。

 さて、この本を作ったのは私のアイデアではなくて、池田香代子さんという、主にドイツ語から童話とか、いろいろなものを翻訳される方(編注・「ソフィーの世界」がベストセラーに)が考えた本です。

 最初、彼女から、こういう本を訳しませんかと、Eメールでメッセージが来ました。私は読んで断わりました。かかわりたくないと言いました。なぜかというと、これを読んで、多くの人は「豊かな国に生まれてきて良かった、ひどい所に生まれなくて」という読み方をされると思ったからです。

 それで、いくつかの点を指摘して断わるつもりでメールを送りました。ところは彼女は「なるほど、私もそう思う、変えましょう」と言って、断わるつもりの条件が引き受ける条件になりました。・・・続く


今日はここまで!

僕もこの内容を読んだ時の正直な気持ちは、「豊かな国に生まれてよかった」と思った。そして、自分の出来ることを考えたりしました。皆さんはここまで読んで、どのように思い考えました?