教室においての講師への指導・連絡を主に行う教室長ですが・・・

彼らの評判はあまり良いとは言えません。

実際、保護者との面談でストレスを蓄積しそれを生徒や講師に向けて発散したり、社内メールに私情を挟むような方もいらっしゃいます。

しかし、彼らもまた人でありますから、そういう人間らしいところがあるのが自然でありましょう。

そうは言っても、塾を運営する者が人間的に不安定なようでは、塾の講師全体の指導のクオリティ、士気が低下し、同時に生徒が授業で良い学習をすることも難しくなります。

従って、教室長、あるいは塾長という役職には本来相当の経験・柔軟性・学習への積極性など多くの能力が不可欠なのであります。

叱ることが必要な子、そうでない子

また、宿題が必要な子、そうでない子など、

生徒もまた人間であることから、様々なタイプがいて、それぞれに長所短所はありましょう。

其れに対して完全マニュアルでもってして全て対応してしまう、というのは如何なものでありましょう。

彼らが拠所としている「マニュアル」とやらは、彼ら自身の話によれば「経験」だそうです。

しかし、どうも彼らの方針の中に、経営学や教育学のかけらも見出だせないのです。

ではその経験は、一体どのようなデータに基づいたものなのでしょうか。

本当に経験を指導に活かしたいのであれば現場で柔軟に対応できるシステムを構築し、せっかく講師が多いのですから、その点を巧く利用しましょう。


では保護者の皆様方が塾に不要な金子を投げ込まれないようにするためにはどうすれば好ましいのでしょう。

1つは、そこの教室長・塾長とよく話をすることです。 終始愛想笑いであるだとか、多くの点に着目しながら観察してください。愛想笑いが悪であるとは申しませんが、通う側にしてみれば毎日満面の笑みで出迎えられた方がモチベーションも高まりますから。

2つ目は、そこの生徒(話しかけるタイミングは考慮して下さい)や、勤務が終わり退社した講師になるべく正直にその塾の実情等を聞いてみることです。

3つ目は、お子さんにそこへ行きたいかどうかの真意を問うことです。本人が通いたくないと感じればそれはすなわち不適合であると申せます。


あくまで、先に申したことは参考程度としてお考え下さい。


~おわりに~

お子さんを私塾に通わせて、そこの先生に叱られて嫌な思いをして帰ってきたというケースは少なくないと思われます。

そこを辞めて別の塾に通うという選択も結構です。

しかし、「叱る」という行為が一体誰のためにあるのかということを少しだけ考えてみて下さい。

先生方は、決して生徒を苦しませたくて叱るわけではないのです。

今は理解できなくて反抗されたとしても、将来の本人のためになれば、その一心で御座います。

あまり器用でなく、誤解を招く言い方をされる先生もいらっしゃるかとは思いますが、何卒そのことをご理解頂きたく存じます。


以上。
コメント欄にて

「塾や大学、または教育制度等についてこんなことが知りたい。」
「あなたこう書いてるけどちょっと違うんじゃないの?」

等等、ご意見ご要望、またはちょっとしたおしゃべりなどを承りますので、気軽にお書きください。可能な限り対応致します。
CMを多く流し、知名度の高い企業経営塾と比較して、ほとんどCMもなく、おおよそ口コミによってのみその存在を知ることになる私塾。

私塾の講師は、基本的にですが、 大卒以上です。
そのため、生徒は基本的に年齢の離れた先生から教わることが多いです(私が高校時代に通った塾では20代の、それも大学卒業後間もない先生方から教わりましたが・・・)。
ですから、生徒によっては先生との間に距離感を感じてしまうこともあるかもしれません。

しかし、私塾の先生は大学を卒業しただけあって優秀です。特に理系大学は文系に比べて卒業が難しい傾向にあるので、理系大学受験希望のお子様がいらっしゃるのであればきっと彼らは心強い味方となりましょう。


次に注目すべきは、個人の塾の柔軟性であると申せましょう。
自習に来た生徒にフリードリンクをサービスしたり、ウォーターサーバを設置したり、生徒や保護者の要望に柔軟に対応することができます。
私が通っていた塾ではプラズマクラスター(SHARP)や加湿器・除湿機が設置されており、また空調も常に至適温度になるように設定されていました。

経営者の方針にもよりますが、私塾は「生徒の学習環境を整え、目標達成への手助けをする場」であるように思えます。

加え、私塾の月謝は企業経営の塾に比べ低くなっています。

柔軟性の話に戻りますが、一口に「授業」と申しましても、様々な形態があります。

例:

・一斉授業

・個別授業

・E-learning

etc.


一斉授業とは、つまり学校で通常行われている形態の、全員が同じ授業を同時に受けるというもので、個別授業は1人または少人数のグループで別々の内容、または同じ内容を学習します。
E-learningとは、情報端末(パソコンなど)を使った授業形態のことで、こちらは完全に生徒のペースで授業を進行することができます。

企業経営塾では授業形態を変えることは容易ではありませんが、私塾ならば試験的に授業形態を変更し、良い結果が出ればそれを本格的に導入する、といったやり方も可能でありましょう。

加え、日本の塾はもちろんのこと、学校ですら実施の難しいディスカッション形式の授業すらも可能なのです。


これまで私塾のメリットばかりを述べて参りましたが、ここでそのデメリットについてもお話ししておきましょう。

企業経営塾はそのものがシステム化されていることが多く、保護者への連絡が徹底されていますので、比較的安心して通わせられるのに対し、私塾は生徒が帰宅する際の連絡を行いません(行うところもあるかもしれませんが)ので、塾に迎えに行かない限り生徒が何時に塾を出たのかが把握し難いという側面があります。 無論、生徒が携帯電話を所持していればそれで逐一連絡を入れてもらうようにすればその問題はひとまず解決できましょうが・・・・。

また、私塾は駅から離れていることが多く、通塾にはバスまたは徒歩、自転車などが必要になるかもしれません。


結局塾はどれを選べばいいのかわからない、という方は、複数の塾を見学されては如何でしょうか。企業経営塾などは公式のサイトを持っており、ある程度の情報を得ることが可能ですが、その殆どが実態とは異なったものです。 ですから、様々な種類・指導方針の塾を一度回ってみて、熟考することです。
そして、できるだけ生徒に決めさせてください。
学習とは常に能動であるべきだからです。

そして企業塾であれ個人塾であれ、生徒が「合わない」と感じたら本人も交えて経営者または教室長と相談することです。

子どもにとって塾は学校と同じくらい心に残るものになりますから、できるだけ本人の意志を尊重してあげてください。

最後になりますが、学校も塾も、およそ「教育の場」と呼べるもの全てにおいて、一番大切なものは「成績」ではありません。

成績とは、単なる量的な数値でしかなく、それで人間を測ることは不可能であります。

無論成績も大切ですが、子どもの幸せを願う親だからこそ、親とはひとりの人間として成長していく子どもを「見守り、支える」存在であることを再認識し、その上で子どもが助けを必要とした時には最大限協力することができれば、それは素晴らしいことだと思いませんか。