自分が任されたポジションや職務を全うすることで、新しい成長、次へのステップがあります。
大切なのは、どういう気持ちで取り組むかです。
大事なので、もう一度いいますね。
大切なのは「どういう気持ちで取り組むか」です。
例えば、よくドラマでありそうな
「おーい、お茶を淹れてくれ〜」という場面があったとしましょう。
(10数年働いていてまだ一度もその光景に出くわしたことないですが、、w)
この時に、
(自分でやればいいのに、なんで私が)
というやらされ感でやったとしましょう。
この後、よくある展開だと、
「はい!どーぞ!(湯呑みを)ガンっ‼︎」
「あちち!何すんだよー!」
お互いイライラしながら仕事を再開。
ベタすぎ?
二人の関係はますます悪化しそうですね。
ここでは、そもそも上司の頼み方が悪い。そんな態度で入れる部下が悪い。
などの二元論は今回のテーマとそれるので置いときます。
次は
「おーい、お茶を入れてくれ〜」
(そっか!喉が乾いたんだね。
さっき綺麗に洗ったこの湯呑みを使おう。
たしか茶葉の量や温度はこのぐらいが好みだな。うん。
おっ!さっきお客様がくれたお菓子も一緒に出しちゃえ〜!
いつもお仕事遅くまでお疲れ様です。)
「どうぞ(湯呑みと茶菓子をさりげなく)、スーッ」
「おう! (おっ今日のお茶、俺が好きな感じだな。それになんだこの茶菓子!お茶とめっちゃ合うな〜!) どっちも美味いよ。いつもありがとな」
この直後に、お茶を飲んだ上司は営業電話でお客様から好印象を頂き、その場で大きな契約を得ました。
いつしか、その方が淹れたお茶を飲むと契約が取れる。という噂をよび会社で話題となりました。
それは社長の耳にも届き、その人は社長専属の秘書となりました。
秘書になってからというものの、低迷していた業績は右肩あがりで順調です。
いつしか、その人にとってお茶を淹れて喜んでくれる人の笑顔を見るのが生きがいとなりました。
ついには自身のお茶屋さんをオープンさせました。
さらにそのお店も大変な盛況で遠方からはるばるやってくるほどの・・・
めでたし、めでたし
大切なのは、与えられたポジションや作業に対して、それを超えるということです。
人は目の前の仕事だけに捉われると、時にネガティブに、イラついたり、ショックを受けたりします。
そして、その感情のまま雑に作業をすることで
文字通り「雑務」となります。
大切なのは、どういう気持ちで取り組むか。
真摯に向き合うこと。
それは「職務」となり
人々を感動させること、自身の成長につながります。
気持ちを切り替えるコツは、
仕事とという、具体的に落ちてきた作業を
ぐぅーーぅっと抽象度を上げて
良い未来を想像することです。
お茶を淹れる → 上司が喜ぶ→
お客様との会話が弾んで契約がとれる →
会社の利益が増える → 国への納税が増える →
高齢者や育児家庭への普及手当が増える →
困ってた人が笑顔になる → 満たされた分、周りに優しくなれる →
周り巡って自分に返ってくる。
そこまでイメージしてみましょう!
あなたの淹れるお茶、資料のコピー、掃除、
やりがいを感じてない仕事は
必ず世のため、人のためになっています。
誰にでも出来る作業を
誰もが真似できない気持ち取り組むことで
あなた自身が輝くきっかけになります。