ぽっかぽかな 愛の花






友人の結婚式に招かれた



前日まで雨ばかり降っていたのが嘘みたいな晴れ



白いドレスと 空から降り注ぐ光と 幸せ溢れる空気で



何もかもが眩しかった






久しぶりにおしゃれした私を



あなたは一分でもいいから会って見たい と言ったね



急遽 朝8時半に待ち合わせ



二人で一緒にモーニングして



式の時間まで 表参道の裏道をゆっくり歩いた





いつもあなたはこっちが照れるほど「かわいい」を



何度も 何度も 言ってくれる



今日はしばらく絶句していた



いつもよりも落ち着きなかった



そしてあなたはこっちが照れるほど「きれい」を



何度も何度も 言ってくれた




なんだか嬉しかった






あなたと付き合って4ヶ月がたとうとしている



あなたからの好きの言葉


最初は 付き合いたてだから喜ばせようとしてくれて過剰に言ってくれてるのかな


って思ってた



だけど 日を増すごとに


もっともっと 好きの言葉が増えている



「昨日よりももっと好き」


「大好きって言葉だけじゃ伝えきれないよ」


「どうしてそんなに可愛いの」



あなたは無邪気な顔で


すごく嬉しそうにそう言う




こんなにも 心をくすぐったくさせてくれるあなた


こんなにも 女の子でいさせてくれるあなた





私もあなたが 大好きだよ





今日の幸せそうな式の二人をみて


私とあなたの姿も想像したんだ





あなたは白いドレスを着た私をみて


なんて言うのかな






お母さんになっても 



おばあちゃんになっても





ずっと ずっと くすぐったくいさせてね




ずっと ずっと 女の子でいさせてね

 



大好きな 愛しいあなたへ