４:00の時報。

トラックばかりの東北道を北へ向かって走ります。

"夜明けの仲間たち"

この業界では馴染みの言葉、
みんなが眠ってる間の物流は誰かの生活に関与してます。

朝に届く新聞も、牛乳も、
あるいはコンビニで買うパンやコーヒー、雑誌など。

誰かが積んで走っています。

食卓に並ぶお魚やお肉、生活用品、なんでもそうだね。

荷台の中は覗けないけど、どのトラックも預かった荷物を積んで走ってます。
シンプルな役割を担う仕事です。
地味にツライ仕事でもあります。

思うに、
続けるのに必要なのは"責任感"
だとおもっています。

むかし憧れたトラック野郎的なコトは皆無で地味ですね。
ふつうに会社員ですから。

こんな夜明け前に走りますから、
眠くもなるし、腹もへるし、
道路状況悪けりゃ泣きたくなるし。

なにせ一人ですから、自分判断で状況を克服せねばなりません。

自分にとってはイイ訓練になってきたんだとおもいます。

今年は気付きました。

場所から場所へ運ぶのは物理的な仕事ですが、
宅配便と同様に、人から人へという意識を持つコトで自分のモチベーションを保てるようにおもいます。

存在感はなくてかまわんのです。

誰かのあたりまえを影で支えるのが
我らの役目、
"夜明けの仲間たち"

自分も続けてこれたのは、
性に合ってるんだとおもいます。

サポートするって…
相手に気付かせるコトなく助けになれば…

まさに、してやったり！

そんな感じじゃないでしょうか？

この仕事も似たようなモンかなぁ
と、

そんな風におもいました。

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