只今、笑ぱんは、産休をいただいております。
お休み中を知らずにご来店いただいた方もいらっしゃるようで、
パンを提供できずすいません。
これからもよろしくお願いします。
近頃は、妊娠6カ月の母ちゃんの体調がなかなか安定しなかった事もあり、
大工の仕事を切り上げ、完全に主夫をしていた。
家の事、三人息子の事、ごはんの事、米の収穫作業の事などなど、目が回るような毎日。
最初は楽しんでいたけど、日に日にイライラしている事も多くなった。
家族に八つ当たりしたり。
それで母ちゃんと色んな事話し合って、
ある「言葉」をきっかけに、僕が近頃忘れていたことに気付けた。
それは、僕らのライフスタイルのベースにある言葉。
ディレディレ。(インドのヒンディー語)
「 ディレディレ = ゆっくりゆっくり 」
そうだった。
焦らず、ゆっくりと。
自分では家族のために頑張っているつもりだったけど、
知らず知らずのうちに、子どもたちのペースを無視していた事を反省。
子どもたち一人ひとりのペースに寄り添ってみようと思った。
急ぐほどに、忙しくなる。
効率を求めるほどに、忙しくなる。
「ディレディレ」に浸ってみたら、日々、見落としていた大切な事が見えてきた。
収穫する時間が取れなくて、だいぶ遅れた稲刈りも、
仲間の助けのお陰で無事刈り終えた。
海辺にある小さな畑もかなりディレディレ。
なかなか時期になっても実らないなと、半ば諦めていたかぼちゃ、枝豆が、只今最盛期。
実りを焦らず、収穫を焦らず。
今の僕には、このディレディレなペースがすごく心地よく感じた。
子ども達にせかされて、ボチボチおやじパンも焼いてます。
こちらは、兄貴が毎日幼稚園で作ってくる作品。
「いつかこれらの作品を並べて、このうちでおもちゃカフェをする」 と、
フレンチトーストを作ったり、コーヒーのドリップに挑戦したり意気込んでます。
兄貴の作品「色眼鏡」を試着する弟。(撮影:長男)
小さいけれど、こころの豊かなくらしを目指して。