抱卵したワラジムシのメス12匹を、それぞれ個室で観察し始めたのが3月上旬のこと。
3月下旬から4月中旬にかけ、12匹全てのワラジムシから赤ちゃんが孵化したことを確認した。
その後、母子ごとに個室での飼育を継続し、母子の体色の関係や母親ごとの子供の性比を確認しようと考えていた。
5月も下旬になり、子供たちも体色が付き始めるかなと思って観察していたところ、ほとんど成長していない子供がいるのが見つかった。
このママ(No.8)から子供が生まれたのは4/12頃なので生後40日程だが、小さい子供は明らかに生まれて日がたっていないようにみえる。
しかも、子供は10匹位しかいなかったはずなのに、明らかに増えている。
ということは、また生まれたのか!
子供が生まれて1ヶ月ちょっとで、オスもいないのにまた生まれたということで驚いた。
調べて見ると、ワラジムシは貯精嚢に精子を貯めておくことができるようなので、貯めた精子を使って連続して繁殖ができたと考えられる。(精子を貯められるため、一度に生まれてくる子供の父親がすべて同一とは限らないという説明は見つかったものの、貯めた精子で連続して繁殖できるという説明はまではみつからなかったが・・・)
別の部屋のママ(No.12)のおなかを見てみると、卵でパンパンになっていた。
貯めた精子で連続繁殖できるということは間違いないようだ。
ちなみに、このママの子供が生まれたのは、4/4頃なので上記のママ(No.8)よりも産卵間隔は少し長いようだ。
精子を貯められるということは、オスとメスを組み合わせて体色の遺伝を確認するような場合、メスの精子抜きの期間をとらないと訳が分からなくなるということだろう。やっかいだ。


