昨日は用があって、鶏の世話は朝6時前にやって、戻って来れたのは4時過ぎ。

用心して、運動場には鶏を出さないで行ったのに、ネラの雄が運動場で死んでいた。

特に傷もないようだし、何で死んじゃったのかわからなかった。

まちがえてネットの向こう側に入っちゃって、戻れなくて、ビビリ死んじゃったんだろうか?

この子は、雄だけどビビリで、私に突進してくることもなく、友好的な関係を作れそうだと思っていたのに。

ちょうど満5ヶ月になるとこだったのに。

10日ほど前から、雄叫びらしきをあげようとしているのはわかったが、

声帯がつぶれているってのか、声になっていなかった。


死んじゃった身体を持ち上げると、ずっしり重くて3.5キロくらいありそうだし

まだ温もりが残っていた。

いっぱい肉が取れそうだし、食べてあげたいと思ったが、

めずらしく終日出ていたので、忙しくてごめん、料理できないと、雨の中、土を掘って埋めた。


今朝はふたつの鶏舎を開放して、5羽の岡崎おうはん・3羽のあずさ・6羽のネラが行き来できるようにして、午前の業務を終えた。


したらば、3時過ぎに小屋へ行くとなんか変。

ネラの小屋にお隣さんがとまっている。

空気がちがう。

写真を撮ってる私の足元にネラ6羽。


あれ?

反対の鶏舎に入ると、あずさが1羽死んでいた。


そして、野良猫。

こんなとこから入っていたんだ、という場所に。





ぴーちゃん、ごめん。

今日はやろう、食べようと決めて、包丁を持ってきて、肉と皮の間を剥いでいった。




↓ ここからは捌いた写真があるので、見たくない方はここでストップ。

誰かにとっては気持ち悪い写真かもしれないけれど、私には大切なひとつの命。






お腹から出てきた、明日産む予定だった卵と、その後の卵と。


砂肝が大きく感じたが、

中身を出すとそうでもないか、

右下が砂肝なんだけど、

中身を出して、ひっくり返した状態で売られていることを初めて知る。

ガラでスープ。


上手くはないが、捌けた。

鶏を飼い始めて4年9ヶ月にして、やっと覚悟ができた。

ぴーちゃんありがとう。

おつかれさま。




あずさは卵専用種なので、とっても小柄。

胸がペラペラで、だっこすると骨皮筋衛門。

人に懐きやすくて飼いやすい。

ただね、産卵効率を上げるための道具みたいなもんだから、集中的に産んで、パタッと産まなくなってってのがかわいそうな気がして。

短命な気がしなくもないし。

悲しいよ。


そうそう、ネラの雄のこと、ビビリなんて言って申し訳なかった。

今日の状況を見ると、昨日も野良がやってきて、ネラ達を襲ったのかもしれない。

きっと勇敢に自分が出ていき、殺られたんだろう。

ごめん、黄色足のぴーちゃん。


そんなわけで、妙な疲労感。