世が世なら
自衛隊は病魔に犯されている。人間関係という病に。
今日のニュースで、さわかぜの三曹が自殺した事件の裁判について報道していた。そういえばそんな事件もあったと記憶の片隅にあったような無いような。
法律上の争点は理解できなくもないので判決自体はどうでもいいのだが、三曹が死の少し前に母親に遺したという言葉に衝撃を隠せなかった。曰く「このままでは自衛隊は駄目になる」のだそうだ。
自衛隊は(一応)組織である。
自衛隊が駄目になるとは、自衛隊という組織が機能不全に陥ることである。それとこれとは何の関係があるのか。この海曹の空けた穴はすぐに補充され、さわかぜは変わりなく機能していたはずだ。
組織論において人間関係などほとんど考慮されていない。あまりに考慮されていないので、せいぜい潤滑油程度の意味で人間関係論が見直されることはあった。しかし、機械にさす油を機械の本質だと言う者はいない。
陸ではどうしても人間関係に溺れがちになる。それは性質上、仕方ない面もあるとは思う。しかし、この三曹は海である。海軍は、艦船という巨大システムを動かす関係上、陸よりも組織についてクリアに見える人が多くて当然である。乗員は「主要目」に掲載される巨大システムの一部だ。
その海で、幾ら階級が低いとはいえ、このようなことを本気で周囲に打ち明ける人間がいたということに病根の深さを感じた。程度は軽微だろうが、この分では空も危ないかもしれない。
自衛隊では、というよりも日本では、ひたすら人間要素を重視してきた。ただひたすら、人間だ、人作りだ、精強だ、と言いながら人間に重点を置いて来た。
恐らくは、その結果としてイラクではヒューミントが上手く機能したのだろう。自衛隊が軍隊でないから地元に馴染めたなどということでは有り得ない。ともかく人間要素に傾斜することが常に悪いとは言えないし、良い点があるからこそ変えられないのも世の常だ。
しかし、人間重視の結果、そしてまた組織の原理が良く理解されていないために、人間関係と集団・組織の区別がつかない人を大量に生むことになったようだ。そして、あらゆる階級の隊員の言うことがこれを裏付けている。さすがに「研究」寄り(の部署)の隊員、あるいは自衛隊には珍しく"cool head"な隊員はそこまで酷くはないが、全体としては救いようもないほどこの病気が浸透している。それも「中枢」まで。
偉そうに批評しても仕方がないが、この事件を個人の問題として見ればその上司の問題なのだろう。しかし、この事件の真に重大な問題は、自殺した海曹の言動にこそ現れている。
本当に、このままでは自衛隊は駄目になる、というよりも既になっている。人間関係の問題を組織の問題と勘違いして「自衛隊は駄目になる」などと発言する類いの人間が蔓延している限り、自衛隊は組織として駄目であり続ける。
【追伸】
その結果、書記長のような人間が生まれる。
今日のニュースで、さわかぜの三曹が自殺した事件の裁判について報道していた。そういえばそんな事件もあったと記憶の片隅にあったような無いような。
法律上の争点は理解できなくもないので判決自体はどうでもいいのだが、三曹が死の少し前に母親に遺したという言葉に衝撃を隠せなかった。曰く「このままでは自衛隊は駄目になる」のだそうだ。
自衛隊は(一応)組織である。
自衛隊が駄目になるとは、自衛隊という組織が機能不全に陥ることである。それとこれとは何の関係があるのか。この海曹の空けた穴はすぐに補充され、さわかぜは変わりなく機能していたはずだ。
組織論において人間関係などほとんど考慮されていない。あまりに考慮されていないので、せいぜい潤滑油程度の意味で人間関係論が見直されることはあった。しかし、機械にさす油を機械の本質だと言う者はいない。
陸ではどうしても人間関係に溺れがちになる。それは性質上、仕方ない面もあるとは思う。しかし、この三曹は海である。海軍は、艦船という巨大システムを動かす関係上、陸よりも組織についてクリアに見える人が多くて当然である。乗員は「主要目」に掲載される巨大システムの一部だ。
その海で、幾ら階級が低いとはいえ、このようなことを本気で周囲に打ち明ける人間がいたということに病根の深さを感じた。程度は軽微だろうが、この分では空も危ないかもしれない。
自衛隊では、というよりも日本では、ひたすら人間要素を重視してきた。ただひたすら、人間だ、人作りだ、精強だ、と言いながら人間に重点を置いて来た。
恐らくは、その結果としてイラクではヒューミントが上手く機能したのだろう。自衛隊が軍隊でないから地元に馴染めたなどということでは有り得ない。ともかく人間要素に傾斜することが常に悪いとは言えないし、良い点があるからこそ変えられないのも世の常だ。
しかし、人間重視の結果、そしてまた組織の原理が良く理解されていないために、人間関係と集団・組織の区別がつかない人を大量に生むことになったようだ。そして、あらゆる階級の隊員の言うことがこれを裏付けている。さすがに「研究」寄り(の部署)の隊員、あるいは自衛隊には珍しく"cool head"な隊員はそこまで酷くはないが、全体としては救いようもないほどこの病気が浸透している。それも「中枢」まで。
偉そうに批評しても仕方がないが、この事件を個人の問題として見ればその上司の問題なのだろう。しかし、この事件の真に重大な問題は、自殺した海曹の言動にこそ現れている。
本当に、このままでは自衛隊は駄目になる、というよりも既になっている。人間関係の問題を組織の問題と勘違いして「自衛隊は駄目になる」などと発言する類いの人間が蔓延している限り、自衛隊は組織として駄目であり続ける。
【追伸】
その結果、書記長のような人間が生まれる。
神の恩寵
内容云々以前にラノベを読む行為自体が苦しい。そこには何らの知見も体系もひらめきも、何より人間が最高度の何かを費やした形跡が無いからだ。それは簡単のため、面白くないと日常用語で表される。
私はラノベの内容が空想的であることを批難しない。空想的であるならば、最高度に空想的でなければならない。最高度に空想的であるためには、ただ思いつきの域を出ない空想では駄目で、持ちうる限りの何かを投入する必要がある。
簡単なことだ。まず、こんな感じだといいな、という漠然とした空間を形成する。次に、その空間と系から演繹される、あるいはその空間を妥当せしめる系を構築する。もっと簡単に言えば、こんな感じだとそこからどうなるのか、こんな感じであるためにはどうある必要があるのか、といったことを空想すればよい。
思いつきなど万人共通だと取りあえず思っておけば良い。従って、単なる思いつきをそのまま記述することに意味はない。ありふれた思いつきから思いもよらぬ世界を導けたとき、初めて最高に空想的でありうる。
困難もまた神の恩寵である。私は5頁目で挫折したラノベを再び手に取ることとした。
たとえ、それが恢復しつつある生活リズムを破壊し休学を生むとしても。
私はラノベの内容が空想的であることを批難しない。空想的であるならば、最高度に空想的でなければならない。最高度に空想的であるためには、ただ思いつきの域を出ない空想では駄目で、持ちうる限りの何かを投入する必要がある。
簡単なことだ。まず、こんな感じだといいな、という漠然とした空間を形成する。次に、その空間と系から演繹される、あるいはその空間を妥当せしめる系を構築する。もっと簡単に言えば、こんな感じだとそこからどうなるのか、こんな感じであるためにはどうある必要があるのか、といったことを空想すればよい。
思いつきなど万人共通だと取りあえず思っておけば良い。従って、単なる思いつきをそのまま記述することに意味はない。ありふれた思いつきから思いもよらぬ世界を導けたとき、初めて最高に空想的でありうる。
困難もまた神の恩寵である。私は5頁目で挫折したラノベを再び手に取ることとした。
たとえ、それが恢復しつつある生活リズムを破壊し休学を生むとしても。
私(生活改善)と総火演、どっちが大事なの!?
ふう今日もか。
俺はわかったことがある。社会人なんて忙しくない。あいつらは毎日の予定が詰ってるだけだ。俺のが忙しい。俺は物理的に24時間予定が埋まったりする、4日連続とか。
【虚空への返答リンク】
俺は人間存在一般を愛していたんだ。それだけは信じてくれ……
俺はわかったことがある。社会人なんて忙しくない。あいつらは毎日の予定が詰ってるだけだ。俺のが忙しい。俺は物理的に24時間予定が埋まったりする、4日連続とか。
【虚空への返答リンク】
俺は人間存在一般を愛していたんだ。それだけは信じてくれ……