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スキルス胃癌経過まとめ

2019年3月に判明したスキルス胃癌まとめ
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北部病院から転院の手続きをして正式に駒込病院での治療がスタートしました。

 

北部病院で行っていたプラチナ製剤+TS1の治療は効果があまり見込めないので卒業。

駒込病院ではアブラキサン+ラムシルマブを使った治療のスタートです。

 

これも1か月が1クールになっており、

 

1日目アブラキサン+ラムシルマブ

8日目アブラキサン

15日目アブラキサン+ラムシルマブ

22日目休薬

 

というスケジュールで進行します。

初回という事でアレルギー反応などが出ないか見るために7/27~入院して様子を見ます。

 

7/27入院初日。慣れたもんで早々にベッドサイドカスタマイズw

 



7/28治療開始。大きなアレルギーとかはなかったのですが、点滴中に声がかすれてでなくなるという症状がありました。

時間とともに抜けていったので、とりあえず様子見となったのですが。何だったのだろう…

大事をとって退院の予定を29日から30日に変更して退院となりました。

 

この後は、毎週水曜日に病院へ行き検査~治療をスケジュールに沿って進めていきます。

 

8/5白血球減少のため治療お休み

8/12白血球減少のため治療おやすみ。白血球を増やす痛いお注射を打たれる…

8/19前回の注射の効果がでて白血球の値クリア!アブラキサン+ラムシルマブの点滴。

8/26なぜか白血球の値がよかったのでアブラキサン点滴!

 

と8月はこんな感じでした。

 

駒込病院ではいくつかの科で総合的にがんを治療していくのですが。

私がかかっているのは下記。

 

腫瘍内科…点滴治療に関する分野を担当。

緩和ケア科…痛みとQOLに対する分野を担当。

精神腫瘍科…メンタルケア担当。

 

腫瘍内科は検査をしてその結果から点滴治療するかを決めたり、薬の副作用、腫瘍が大きくなっていないかなどの確認等々を見てくれます。

 

緩和ケア科は転移が発する痛みのコントロールを主に見てくれています。

現在はいろいろあったオキシコンチンとオキノームをやめて、フェンタニルの貼り薬10mgを毎日貼っています。数日間貼りっぱなしにできるタイプもあるのですが、貼る日を間違えそうなので毎日張り替えるタイプにしてもらっています。その他にベースでロキソプロフェンも常用して痛みを抑えています。

レスキューにはナルラピドとモルヒネ座薬20mgで対応。でもナルラピドで抑えられることが多いのでモルヒネはほとんど使ってません。

 

精神腫瘍科はメンタルケアと、薬の副作用で出るアカシジアの対応を。

眠剤を出してもらっているのでそちらも見てもらっています。オキノームオキシコンチンで出たと思われる足がぞわぞわして震えが止まらなくなるのは「アカシジア」という症状だそうで、原因と思われる薬がいくつもあって特定しずらいけど、、精神安定剤はアカシジアを抑える効果があるのでレスキューとしてそれを出してもらっています。眠剤兼アカシジア対応兼精神的にうわーんってなった時に飲む便利薬みたいなもんですね。それを出してもらってますw

 

とりあえずそんな感じで総合的に見てもらえているので安心です。

 

そして、いい報告も!

先週造影剤を入れてCTを撮ったのですが。

腫瘍が小さくなっているとの所見が!ほんのわずかな差ですが、うれしい傾向。

 

とはいえ。主治医の先生からは「腫瘍が小さくなってなくなって病院に来なくていい日が来るとは思わないでください」と言われているので

ガンとは長い付き合いになるんだろうなと思っています。

でも、現状維持をしている限りはがんで死ぬことはないので、それを目標に日々QOLが低下しないように一日一日生活していきます。

 

そして8/31からは仕事復帰して少しずつ仕事をしています。

がんと生活の両立。これが当面の課題です。