胚培養士として働き始めて4か月、リアルな気持ちを綴ります。

(胚培養士として働き始めてから、4か月が経ったときに書いたのがでてきました。

投稿するか迷ってここまで来てしまいましたが、せっかくだから投稿してみようと思いますウインク

入職してすぐの私には、
ここから先、ちゃんとやっていけるのかな…
っていう不安がずっとあったけれど、
振り返ってみると、この4か月は
嬉しかったこと・苦しかったこと・成長したこと
が全部ぎゅっとつまった期間でした。

今日は、そんな4か月のリアルな気持ちを書いてみます。


🔸 ① できない自分と、少しずつできるようになった自分

最初のころは
「教えてもらったことをそのまま再現する」
それだけでやっとでした。

  • ピペット操作がぎこちない
  • 洗浄も遅い
  • 周りの先輩がすごすぎる

できないことを数えるとキリがなかったけれど、
毎日少しずつ慣れていく自分に気づく瞬間もあって。

ある日、先輩に
「この前より良くなったね」
って言われたとき、胸がぎゅっと熱くなって、とても救われていました。


🔸 ② 気を張り続ける毎日のしんどさ

胚培養士という仕事は、
とにかく“緊張感”がつきものです。

  • 1つの操作が未来につながる
  • わずかなミスも許されない
  • 常に落ち着いて判断する
  • 周りのスピードに合わせる

職場の空気もピリッとしていて、
自分の気の弱さや、ミスへの怖さが
何度も自信を削っていきました。

帰り道に泣きそうになった日もあったし、
「向いてないのかも…」って思った日もありました。

でもそれでも、
次の日には白衣を着て
また培養室に立っていた自分は、
ちゃんと頑張っていたんだと思います。


🔸 ③ 患者さんの未来に触れる重さと尊さ

精子や受精卵や胚を扱うたびに感じるのは、
これは単なる細胞じゃない、
患者さんとご家族の未来そのものなんだ。

ということ。

  • 胚が順調に成長していることの嬉しさ
  • うまくいかなかった日の悲しさ、焦り
  • 卵を見つめる時間の尊さ

毎日たくさんの「想い」が培養室にあって、
その渦中にいることの意味を常に考えていました。

仕事の技術だけじゃなくて、
心も試される仕事なんだなって実感した4か月でした。


🔸 ④ 同期や先輩に救われた瞬間の積み重ね

仕事は辛いことも多かったけど、
一緒に頑張る同期や、
優しい先輩の存在が本当に大きかったです。

  • 休憩室でこっそり愚痴を聞いてくれたり
  • 教えるときに言い方を工夫してくれたり
  • 「大丈夫だよ」って声をかけてくれたり

人の優しさに救われた日が何度もありました。

仕事って、いい人間関係があるだけで、こんなにも変わるんだなって思いました。


🔸 ⑤ 4か月たって感じたのは、やっぱり命って尊いということ

技術が難しいとか、
職場が緊張感に包まれているとか、
自分に向いてるのか迷う日もあったけれど…

それでも、
残って練習している時間、胚を見つめている時間だけは、
いつも心が静かになっていました。

生命のはじまりに寄り添う仕事は、
本当に特別だと思います。

ここで過ごした4か月は、
私の中の価値観や心を大きく揺さぶりました。


🔸 最後に。

今ここに書いた気持ちは、
嘘のないそのときの私の気持ちです。

うまくいかなかった日も、
たくさん泣いた日もありました。
それでも前を向きたかったです。

患者様の、子どもを授かるという夢を叶えたいという、純粋な私の思いがここまで自分を成長させてくれました。

あの4か月があったからこそ、
今の私はがんばれた自分を少しだけ誇れます!!

 

読んでくれてありがとう。

少しでも、
同じように悩んでいる誰かの気持ちが
軽くなったら嬉しいです。

 

今日も1日お疲れ様でしたガーベラ

ゆっくり休んでまた明日猫しっぽ猫からだ猫あたま