9月のある日、中部地方へお引越しされたお客様からメールを頂きました。
メールには私を元気にしてくれる思いやりのお心が綴られてました。
長文ですが、全文を書かせて頂きます。

「大変ご無沙汰しています。昨日久しぶりに松岡さんのブログを拝見しました。お仕事、写真と大活躍で私も嬉しいし、元気をもらいました。
そして奈良の写真の最優秀賞、おめでとうございます。松岡さんの写真のファンとして、とても嬉しいです。あの写真は松岡さんにパネルにしてもらいリビングに飾ってあります。
私も写真のセンスがあったんだと内心喜んでいます。
名古屋に来てから、毎日が忙しく、奈良に無償に帰りたくなるときがあります。
そんな時にあの写真を見つめています。
あの写真は静寂で神々しく私の気持ちを落ち着かせてくれます。本当にパネルにして良かったです。
これからもいい写真をいっぱい撮ってください。そして松岡さんの個展を楽しみに待っています。
その時は絶対見に行きます。夏の疲れが出ませんように、お体にはくれぐれも気をつけてください。」


このメールを下さったのはネコのたくちゃん、クロスケくん、メイちゃんの飼い主さんです。
私などに過大評価をして頂き、穴があったら入りたいぐらいで・・。
本当にありがたすぎるお手紙でした。

ただ私がこのお手紙を自慢するためにご紹介したのではなく、こんなにまで思ってくださるお客様、ジャックラッセルを大事に思ってくださる方みなさまを大切にしたいという事を書きたかったのです。

タイトルに「信念」と入れさせていただきましたが
ずっとずっと以前から思ってたことで、心に留めておいた事があります。
でもやっぱりお伝えしたいので書く事にします。

お仕事のことです。
私の仕事は「ペットシッター」と「撮影」をさせて頂いています。
「ペットシッター」はただのペットへの餌やりや散歩を代行するだけの事だと思ってられる方もおられるようで、契約を交わす時に、驚かれる方がいらっしゃいます。(事前にご説明はさせて頂いてますが)
「ペットシッター」はペットの生命を契約期間中お預かりさせて頂く責任職なのです。
「お安くして頂けますか?」などの値引き交渉は申し訳ございませんが、一切お受けしておりません。

また撮影に関しても同じことです。
「撮影代安くして~」や「○○のついでにちょこっと撮影して~」というご依頼は正規の価格できちんとご依頼くださる方お客さまや、こちらで提示した撮影会にわざわざ来てくださるお客様に本当に申し訳ないと思いますし、自身の大切な愛おしい仕事でお客様に喜んで頂こうという思いに対して「値引き」や「ついで」というのはお受けできないのです。
みなさまへ平等にと考える私の信念=ポリシーといいましょうか。


未熟者が偉そうな事をとお叱りを受けるかもしれませんがご理解いただけると大変嬉しく思います。
また皆さまより叱咤激励を頂き、前進していきますので今後ともよろしくお願いいたします。
長文、大変申し訳ありません、最後までお読み頂きましてありがとうございました。