私はペットちゃんのお仕事をさせて頂いてますが、それは生命に向き合うお仕事と思っており、
ペットちゃんに関わらず、、人としての生き方を学ぶ「日本結婚教育カウンセラー協会」のセミナーや会合にも、時々参加させて頂いてます(*^^*)

先日の日曜日、奈良県文化会館で第二回いのちつなぐ「夫婦が共に生きるとは?夫が妻が認知症となったとき、あなたはどう関われますか?」という講演会に参加者として、そして撮影スタッフとして行かせて頂きました!

設営や準備から講演会主催の「日本結婚教育カウンセラー協会」のみなさんが一眼となって生き生きと行動されているお姿を撮影させて頂きましたが、その様子は実にみなさんが使命感を持ち、お越しになるお客様の事を考えながら動いてられるのが伝わってきました(*゚▽゚*)












開演前になると来場の方が続々お越しになられました(*゚▽゚*)



そしていよいよセミナーが始まります。

今回は三豊市西香川病院 院長で、認知症疾患医療センター長、大塚智丈先生の「認知症」についてのお話です。
認知症本人のお世話を家族がしたり、見守ったりするのは、本当に大変で限界があります。
つくづく思いますし、介護する方が真面目な方ほど、頑張りすぎて鬱などのなる可能性もあるという事、頑張りすぎずに人の手も借りるという事。



お話を聴きながら、やはり自分の親や家族の顔が浮かびリンクしてきましたが、
セミナーの中で印象に残ったのは実際に認知症になられたお婆さんの動画です。

ある施設に入ったお婆さん、いつも怒りっぽくて「息子の世話をせなあかんから家に帰る!」「田んぼやらなあかん!」など、その口調は強く、職員さんを困らせてられました。

ところがそのお婆さんに赤ちゃんのお人形を渡すと、表情がガラっと一変!とてもニコニコされ、あやし始めました(*^^*) 
そして、この赤ちゃんのお世話があるからと「家に帰る!」など言わなくなりました。
これは「ドールセラピー」という非薬物療法なんですね。

認知症による能力の低下はご本人も気づいていること、ご本人も不安を抱いてられる、なので、認知症を治すという意識ではなく、今を楽しく生き生きと暮らしていけるよう、専門家の手を借りてでもご本人が楽しい時間を持てるよう工夫していくことが大事なんだなぁと思いました。

また夫や妻が、夫婦間でもし「認知症」になったら、愛情を持ってお互いのお世話ができるよう、遠い話ではなく今から心がけていきたいと思います(*^^*)

最後までブログを読んで頂きましてありがとうございました(^▽^)