今日は愛犬 吉之助の一周忌でした。
老犬になってから元のお家から脱走したのか、捨てられたかで、隣町の道路で徘徊していました。
飼い主からは何の届け出もなく、彼は保健所に行き処分される身でした。
ご縁があって我が家で預かったこの子は一年半後、老衰で虹の橋に旅立ちましたが、この子が来てくれて感謝することが一杯ありました。
そしてたくさんの思い出の写真を撮ってきて今では本当によかったと思います。
およそ飼い主さまは愛犬、愛ネコちゃんを仔犬、仔猫から育ててこられ
家族同様で愛情いっぱいに接してこられてると思います。
でもシニア期になってからは介護や普段の忙しさで、あまり写真を撮ってられず、
亡くなってから、「もっと写真を撮ってあげればよかった・・・」と後悔されている方もおられます。
撮影をしている私はシッティングを通してご依頼頂いたペットの写真を記録として残しています。もちろん日誌もコピーして全て保存しています。
そういったものがお客様にとって、亡くなった我が子の足跡としてお金では買えないかけがえのないものになっていってます。
日誌は仕事の一環ですが、写真はペットを飼ってられる皆さまが少しの隙間の時間で撮ってあげることもできると思います。
老犬を2頭飼った経験として、介護中であっても、どんな形であっても、今、皆さまの老犬、老猫(老とは限らず)はとっても穏やかで幸せで飼い主さまの愛情をかみしめているのだと、そう思えます。
私からお伝えしたいこと。それは幸せなこの時をカタチとして残してほしいことです。
大切な大切な我が家の家族、しかし寿命は十数年です。
なので今の一瞬をもっともっと撮ってあげて下さい。
私はペットとの暮らしを大切にされているご家族のお写真を
たくさん撮っていくお手伝いをしていきたいと考えています
撮影のカタチは「今を切り取る」「今を残す」です。
ペットと過ごす自然のカタチ。
普段のお散歩で風の気持ちよさを感じたワンちゃんと飼い主さん。
美味しそうにごはんを食べるネコちゃん。
ペットと転げまわって遊ぶ子供さん。
老犬での介護中のしんどさも、それは後から勲章の写真になります。
「しんどかったけど、頑張ったな!やり切ったな!」と。
そんな、日常のひとまくを私に預けて頂けたらな と思います
普段のカタチを一枚に残しませんか
吉之助の一周忌をきっかけに私の思いを書かせて頂きましたが最後に虹の橋に渡る2時間前に「ありがとう」と交わした写真を載せたいと思います。
ブログを読んで頂きまして ありがとうございました。