ミックス犬と雑種の違い

まず,初めに皆さんはチワプーという犬種をご存じでしょうか？　チワプーとはチワワとトイ・プードルの間に生まれたミックス犬で、犬種としては雑種となります。

最近よく耳にするこの「ミックス」という言葉ですが昔から使われる「雑種」という言葉とはどのような違いがあるのかご存じでしょうか？

実はこの２つの言葉の意味には違いはありません。

「異なる犬種同士が交配した結果生まれてきた子」のことを表す同じ意味をもつ言葉なのです。

しかしペットショップなどを見てみるとミックス犬と雑種犬を明らかに区別しているように感じませんか？

これは、ペット業界では純血を重視する傾向にあるからなのです。

皆さんも「血統書」という言葉を聞いたことがあると思います。この言葉から「優秀そう」だったり「由緒正しい」などを連想するように血統書というブランド力はもの凄い力があるのです。

そもそもこの血統書は何世代も同じ犬種同士を交配されてきた「純血種」にしか発行されないものなのです。

そのため血統を重視しているペット業界ではどうしても「雑種」というのは軽んじられてしまいました。

そこで考えられたのが「ミックス犬」という呼び名です。

純血種同士の親から生まれた子犬はその出自も保証されており、雑種だけれど安心してねという意味を込めて「ミックス」として雑種とは区別して使われているのです。

そんな最近人気が高まってきたミックス犬である我が家の愛犬チワプーのモコを皆さんにご紹介します。

紹介

名前：モコ
犬種：ミックス犬・チワプー（チワワ×トイ・プードル）
性別：オス
性格：臆病で甘えん坊・食いしん坊

名前の由来はそのモコモコな被毛から仮名で呼んでいたら、案外良い名前なのでは？　と思い命名しました。

初めはチワワを飼おうとペットショップに行ったのですが、一件目のペットショップでモコと出会い私の一目惚れで飼うこととなりました。

一緒に居た母はもう何件かペットショップを巡って他にどんな子がいるのか見てみたかったようですが、私が「今しかない」と強く押したことで、購入が決まりました。

この私の判断は間違っておらず、店員さんと契約をしている最中に母と同じ考えで別のペットショップを巡っていたご家族が「さっき見たチワプーを飼いたいのだけれど？」と店員さんに話しかけていました。

つまりあと３０分飼うのを迷っていたら、今現在モコは我が家に来ていなかったのです。

この上の写真はペットショップでの一枚で、下の写真は初めて我が家に連れ帰った写真です。

見てわかるように緊張からか出会ってからずっと耳を立てており、初めは耳がこのまま立った状態で成長していくのかなと思っていましたが、

このように一週間もすれば我が家にもなれたのか耳をおろしてリラックスした表情をみせてくれるようになりました。

チワワとトイ・プードルのミックス犬であるチワプーですが、我が家のモコ君は大きさ被毛共に見た目はどちらかと言えばトイ・プードルと同じと言えるでしょう。

唯一チワワっぽいなと思った部分が、このように水に濡れて顔の輪郭がはっきりとわかるとどことなくチワワっぽい？　と思わなくもないことですね（笑）

またミックス犬であるからなのか、モコの場合ですと乳歯が残った状態で大人の歯が生えてきてしまい、歯が重なって鮫の歯のようになってしまいました。

ですので獣医さんに去勢のタイミングで乳歯も抜いてもらうことになりました。

我が家のモコはとっても甘えん坊であり臆病な性格をしております。

人とくっついているのが大好きで、ソファーなどに横になっているとすぐにやって来て写真のようにくっついてきます。

また本当に犬なのか？　と思うぐらい臆病で家の中という自分のテリトリー以外に行くと、とたんに固まって動けなくなってしまうほどです。

子犬の頃からお外になれさそうと訓練しているのですが、なかなか散歩まで行き着きません。

最近になってようやく少し外を歩き回れるようになってきたところです。

我が家のチワプーのモコの簡単なご紹介でしたが、可愛さが少しでも伝わったのなら嬉しいです。

まだまだ認知度の低いミックス犬のチワプーですが、飼育を考えている皆さんのお役にたてたのなら幸いです。