実は年齢バランスがいい?…Jリーグ観戦者調査 | ちょっと考えてみました。何をって?いろいろですよ。

実は年齢バランスがいい?…Jリーグ観戦者調査

Jリーグは28日、観戦者調査の結果を公開し、2008年にスタジアム観戦したファンの平均年齢は37・4歳で、07年より0・9歳上昇した。札幌など7クラブでは平均40歳以上。02年以降、リーグ全体で若いファンの減少傾向が続いている。(読売新聞)

昨年度よりも平均年齢が0.9歳上昇したことは、人間が1年に1才歳をとることを考えるとごく自然なことのように思えますw

日本人の平均年齢を考えると妥当な数字ですし、若い世代の就労環境を考えると若い層の観戦数が伸び悩むのは仕方のない面もあるかもしれません。

2008年度のデータはまだ見ていないのですが、2007年度の調査結果は以下のような数字だったようです。

【2007年スタジアム観戦者年齢分布】

 18歳以下 :*6.3%
 19-29歳 :23.0%
 30-39歳 :30.0%
 40-49歳 :23.6%
 50歳以上 :14.2%

これをみる限りですと割とバランス良く集客しているように見えます。
逆に、経済的余裕の割には50歳以上がやや少ないのではないかとも思えます。

50-60歳代は経済的にも比較的裕福ですし、子育てや仕事も一段落して、新たな趣味を探し始めている人間が多いことでしょう。

人口に占める割合が多いだけじゃなく、経済的にも余裕があるので、この層を取込めばスポンサーもつきやすくなります。また、時間があり旅行好きな世代でもあるし、Jを肴に日本全国を旅行すればアウェイ動員も増えるかもしれませんw。

若い層を呼び込むことはもちろん大切ですが、私はむしろ、Jリーグはこの層をターゲットにしたマーケティング戦略を立てるべきだと思います。
王、長嶋が球界から完全に退けば、意外と何の抵抗もなくJリーグに入ってきてくれる人も多いのでは無いでしょうか?特に、今の50代は割と柔軟でそんなに頑なではなく、一番伸びしろのある世代だと思います。

この写真の人↓の世代です。
山形昇格に涙する年配サポータ