君が為 灯すだけ


焦がれるほどの恋情


咲き誇ろう 君が笑えるように


散り果てよう 君が迷わぬように


「あの花の散るまで」と重ねあった想い


攫って行った風はただ碧く


水芭蕉揺れる夏と よく似て澄んだ君はもう


吹き抜けてしまうと知るのに


「春の陽だまりみたい」と笑うその目が


何より愛しい 恋しい 愛(かな)しい


絶えなば絶えね 玉の緒よ


君と結ばれない運命ならば


花となり 風となり


あぁ、生まれ変わり


何千度も輪廻を辿り


鬼になり果てたとしても


君が為 灯すだけ


焦がれるほどの恋情


咲き誇ろう 君が笑えるように


散り果てよう 君が迷わぬように


花筏 何回も身を投げるように


この感情を忘れようとすれども


水面揺らす 南風は



許されないと知りながら


触れてしまったあの日から





僕らは太陽と月のよう


隣にずっと居れないよ


花が咲いて雨が降って


夏が来るなら






朽ち果てただ笑いながら 願おう


さよなら


絶えねば絶えね 玉の緒よ


時は戻れないと知りぬるのを


恨むより 花となり


あぁ、生まれ変わり


何千度も輪廻を辿り


鬼になり果てたとしても


君が為 灯すだけ


焦がれるほどの恋情


咲き誇ろう 君が笑えるように


何度でも捧げよう


散り果てよう 君が迷わぬように