弁護人「ノートには安楽死のことが書かれていますが、安楽死を認めると世の中はどうなると思いますか」

植松被告「生き生きと働ける社会になると思います。仕事をしないから動けなくなり、ボケてしまうと思います。仕事をすることが重要です」

植松被告「日本が借金だらけで、財政が苦しいことを知ったからです。お金が欲しくて、世界情勢を調べるようになりました。そうしたら、テレビやインターネットで国の借金のことを知ったんです。安楽死させると、借金を減らせると思いました」

弁護人「借金が減ると世の中はどうなりますか」

植松被告「みんなが幸せに生活できます」

【相模原４５人殺傷被告人質問詳報】（２）止まらない障害者への差別的発言「愛する家族であっても安楽死させるべきだ」

https://www.sankei.com/affairs/news/200124/afr2001240013-n1.html

　確かに私は公共の場所において突然騒ぎ出したり、監督をする人間が遠くにおり、被監督者が障害(disorderといった意味において)によって何らかの不利益を与えかねないことを監督者が知情しながら、監督責任を果たさずに刑法39条を盾にする悪質な例を多く見てきた(IQ A2「21～35」、A1「0～20」)。

　T6(思考の根源タイプ)文化の日本では、こういった想定外の秩序を乱す(disorder)ことに対しては非常に憤りを感じる国民性がある。自身が自由を抑圧して秩序を守っているにもかかわらず他人が公序良俗に反していることに怒りを感じるのである(思考抑制によるリバウンド効果)。

　公共の移動手段を例にすると異常な言動をするということは電車であれば運営する鉄道会社に対して刑法234条「威力業務妨害」しているが、刑法は刑法39条によって本人に対しては責任を問うことはできない。

　これを理解していて自分の欲望を満たす為だけに刑法176条「強制わいせつ」刑法177条「強制性交等罪」などの性犯罪などに及ぶ知的障害者も現実には存在する。

　しかし、この場合においても民事上の責任を問うことは可能であるため、監督者に対して民法709条、民法714条にて損害賠償を監督者に請求することはできる。

　また、自身の性的欲望を満たそうとする目的にて敢えて判断能力の未熟につけこみ知的障害者と性交渉を持とうとする者が存在するが、これは刑法178条「準強制性交等罪」に該当する可能性がある(抗拒不能「知的障害によって判断する能力が妨げられていると解することができる」)。

→措置入院

　ex.

大阪市措置・緊急措置診察及び入院事業実施要領2019年12月18日ページ番号：258637

https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000258637.html

こころの健康センターの相談業務について2019年12月18日ページ番号：6043

https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000006043.html

※筆記による記録は5W1Hが基本

→弁護士保険

　そして肝腎の植松氏の尊厳死については「胃ろう」というスウェーデンにおいては本人が死を望んでいても無理矢理胃に食べ物を流し込んで生殺し状態にする(日本の医療費増大の一因とされている)として虐待行為とされている。故に食べることができなくなればQOLを高めて日々を快適に過ごして安らかに逝かせるという措置がとられている※1日本はまさにこの問題に直面している。

　少子化の問題へ焦点が向いていなかった時は私は植松氏と似た考えを持っていた※2が、家父長制への問題を掘り下げることによって、国民が再生産(無論親としての教育の義務は果たさずに国が子供を育てるべきだという考えは賛同しかねる「産むだけで少子化対策に貢献しているという虚栄心」)されずに消費と生産を代理する為の手段としてインバウンド問題や入管法改正(特定技能Ⅰ、特定技能Ⅱ)などがあることが理解できた。

　過酷な労働環境は確実に精神を蝕んで行く。そしてこの痛みを他者に与えようとする悪意に餓える。不平等に対する激情的憎悪。※3

【注釈】

※1

スウェーデンにはなぜ「寝たきり老人」がいないのか

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/45510?page=3

※2

救済法の議論に一石　旧優生保護法訴訟判決　

https://www.sankei.com/affairs/news/190528/afr1905280073-n1.html

※3

ワタミ渡辺氏に遺族が抗議文　「週休7日幸せか」発言で

https://www.asahi.com/articles/ASL3Y5JD2L3YULFA02B.html

“＜起業資金調達のため、佐川急便で過酷な労働＞大学卒業後は、会社経営に必要な経理の勉強をするために、ミロク経理という会社に入社する。ミロク経理は当時、急成長ベンチャーとして知られた会社だった。そこで半年間勤め、バランスシートの読み方を覚えると、次に起業資金を貯めるために佐川急便のSD（セールス・ドライバー）に転職する。佐川急便の仕事は、月収43万円という高給だったが、その労働環境は過酷なものだった。一日の労働時間は20時間近く。さらに大卒の渡邉に対する風当たりも強く、先輩SDからのイジメが絶えなかった。そんな状況下でも渡邉が決して逃げ出さなかったのは、「お金を貯めて会社を創る」という夢があったから。渡邉は１年間で、300万円という資本金を貯め、佐川急便を後にした。”

ワタミ株式会社代表取締役社長・CEO 渡邉美樹 | ニッポンの社長

https://www.nippon-shacho.com/interview/in_watami/

ワタミ創業者の自民・渡辺美樹氏が参院選不出馬、政権批判も

https://www.sankei.com/politics/news/190213/plt1902130007-n1.html

【社会】「オラー」車を運転の男性が自転車に乗った男に刺され負傷 - 大阪

http://blog.livedoor.jp/jyoushiki43/archives/51936299.html

　私は以前に彼が@watamismに感心を示していたことを記憶している。大衆文化の権化という言葉の意味が「やりがい」という記号に関連するものであるのではないと私は解釈した。無論私は日本人の勤勉な性格を尊重しているが、この勤勉さを利用して低賃金で労働力を搾取するということが現代社会において多々見受けられる。そして邪悪な日本の仏教系勢力とは自民党のことを指しているのであろうか。

　彼が単に短気で知性がない存在だと動画は強く印象付けるが、上司からのプレッシャー(自衛隊OBなども多く在籍)や過労などで受任限度を超えてしまったのではないだろうか。同じようにワタミ氏においても過剰な労働や苦難で狂気に発したのではないか。

「名ばかり事業主」過労死　遺族、佐川急便を提訴　大阪地裁

https://mainichi.jp/articles/20191127/dde/041/040/020000c

【平成の証言】「秋葉原で人を殺します」（１９年８月～２０年７月）

https://www.sankei.com/life/news/190112/lif1901120003-n1.html

「舛添発言」で急転　派遣法改正の焦点

https://toyokeizai.net/articles/-/1544

【関連】

19人刺殺事件　同級生も手が震えた残虐性「私たちが知ってるサトくんじゃない」

https://www.jprime.jp/articles/-/7858

労働環境改善急務介護の現場悲痛な叫び

https://news.livedoor.com/article/detail/11912748/

障害者殺傷事件から考える福祉現場で働く人たちの“本音” - 記事 | NHK ハートネット

https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/85/

労災保険給付関係請求書等ダウンロード

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/rousai/rousaihoken06/inde

福祉国家の課題