「負の性欲」によって表象されたとされる「気持ち悪い」という感情がSNS界隈で物議を醸している。

 女性側の発言で「単純に気持ち悪いと感じることに性的な意図はなく、ゴキブリを気持ち悪く感じることと同じ」という旨の発言があり、これに対する反証としての類型の提示で異性の養育者に対する嫌悪(体臭を不快に感じたり、接近そのものを不快に感じる)があった。

 この嫌悪感が芽生えるのが、思春期(初潮の平均年齢「10~14歳」)頃で、異性の養育者に嫌悪感を生じるのは近親相姦を避ける上で合理的に機能する。

 生殖が可能になったので嫌悪感を感じて自衛するという優性学的戦略。これが性欲の延長線上の問題であることは言うまでもない。

 ここから派生してプレコックス感を感じる個体の排除としての気持ち悪さとはどうして発生したのかを思案している。

 意志疎通 第一印象 ラベリング ファッション バーバル ノンバーバル パラランゲージ 言葉のサラダ schizotypal コミュニケーション(性交渉含む)

プレコックス感の概要の「感情の疎通ができていないような」という箇所からベイトマンの原理的排他性がコミュニケーションの可否にあるかどうかに左右されているのではないかと考えた。

【繋がり】

ベイトマンの原理ーフィルタリングー優性学ーインセストー不快感