1985年放映。当時視聴した印象は暗いな。


そこまでセーラをいじめなくても。


という印象で


ビデオテープも持っていなかったですが、


40代で再び視聴して、


何てスゴいアニメなんだ!と感動しました。


理解が遅すぎるのかも知れないですが。


外国の小説は聖書の影響を受けていると


云われますが、


小公女セーラは、


旧約聖書のヨブ記の影響を受けていると


思います。


(詳しくはヨブ記を読んでみてください)


セーラの境遇を魂の修行に例えると、




お父さんが生きていたお金持ちの時期は


小学生レベルの魂の修行だと思います。


元々聡明なセーラですが、


お父さんが亡くなって、


ミンチン女学院のメイドになって、


慈悲深く優しくできるか?ということを


神様から試されたのだと思います。




だから、メイド時代は、


大学レベルの魂の修行だと思います。


順境の時は誰でも優しくできますからね。


セーラはメイド時代の大学レベルの魂の修行も


クリアですね。


小公女セーラには、


ラビニアやミンチン女史という


悪役も出てきますが、


若い頃にそういう人たちを見ていたら、


自分はこうはなりたくないなと


ストッパーが効くものですね。





この二人とは対象的に、セーラには、


性格がかなり良い、ベッキーとピーターという


味方がいます。


2人とも使用人ですが、


ラビニアやミンチン女史よりも人格的には


上です。


私にもこういう味方がいたらなぁと


つくづく思います。笑。


女性ならば1度は見たら良いと思うアニメです。