東京清瀬市 おもてなしペットホテル わんぱくモグのチワワ総務部長もものママです
不定期シリーズ化 『もものこと』 第4弾(笑)
僧帽弁閉鎖不全症と診断されたもも。
駅前動物病院の村井先生は、僧帽弁閉鎖不全症候群について、あらゆる文献の提示や複数の治療方針、手術ができる施設や金額、予後のことなどなど・・・
紙に書いて詳しく説明をしてくださいました。
きっとね・・・
手術で治る見込みが少しでもあるのなら、手術を選ぶ方もいらっしゃると思うのですが、
先生の話を聞いている段階で、手術はしない
という気持ちの方が強く働いていました。
確率的な問題もあるけれど、ももは、家族と離れるのが一番嫌いなんです。
いつも、私とか家族の誰かと一緒にいるのが幸せな子なんです。
決して、分離不安とかではないんですが、手術をするための通院や入院といったストレスで、もっと心臓に負担がかかると思える子なんです。
それは、家族にしか分からないことですよね。
その気持ちを先生に言うと、先生も
その方がいいですね。
と尊重してくださいました。
とりあえず、すぐにでも投薬治療が必要とのことなので、説明を受けた治療方針から薬を選んで、2種類の薬をももに与えることにしました。
途中、お友だちのコーちゃんが駆けつけてくれました。
数か月前、お風呂中に水没して心肺停止になった状態から、村井先生が助けてくれました。
その時に初めて僧帽弁閉鎖不全であることが発覚したコーちゃん。
今は、お薬を飲んで、とっても元気になりました。
駅前動物病院は、自宅から順調にいっても車で40分。
村井先生もそれを気にしてくださって、
心臓の経過観察とお薬の処方はもちろんできますけど、今の掛かり付けに行ってもらってもいいですよ。
これから長く付き合う病気なので、ももちゃんにもお母さんにもご負担がない形がいいと思います。
と言って下さいました。
でも…
と釘を刺すように先生。
うちで、お薬を出して経過を追ったとしても、心臓のことなので、いつ状況が悪化するかわかりません。
突然の発作とか急激な悪化の時には、うちに来ちゃだめですよ
間に合わないので。
すぐに掛かり付けの先生の所に駆け込んで下さい。
何よりも苦しいのはももちゃんですからね。
たしかに、そりゃそうだ。
お昼をまたいで、その時すでに14時。
先生のお昼休みもなく、ずっともものために診察と説明をしてくださった先生。
難しい話も分かりやすく、これからのこと、掛かるであろう想定金額など
細部にわたってフォローしてくれた先生は、この数時間でとても信頼できる存在になっていました。
なので、お薬を処方してもらい心臓に関しては、村井先生にお世話になりたい旨を伝えると先生は、
今の掛かり付けの先生に、今日の診断結果(動画やレントゲン写真など)と飲んでいるお薬をお伝えして、いつでも駆け込めるようにお話をしておいてくださいね。
と。
飼い主の意見を尊重しつつ、フォロー体制を整えましょうという、先生の方針がとてもありがたかったです。
診察が終わり、先生が
お写真いいですか
と声をかけてくださり、ももの写真を撮ってくださいました。
ももた~ん。安心してね~。ボクがちゃんと診てあげるからね~
と言いながら(笑)
帰るときは、先生自ら見送ってくださり、バイバイしてくれるとてもフレンドリーな先生
ももの写真は、すぐにプリントアウトして病院の出入り口のガラスに貼ってくれました
先生は、たまに無料で撮影会をしてくれる動物写真家でもあるんです
撮った写真は、次の来院時にくださいます
そして、それから数日後、掛かり付けの先生のところにももと一緒に行ったのです。。。
つづく。