薬膳ご飯って、ごはんに生薬とか苦くてまずいものを混ぜちゃうご飯でしょ?


そんな理解をしている人、案外多いんです…


『薬』ってついてるからかな?

でも、ぜんぜんそんなこと無くて。



中医学には『黄帝内経(こうていないけい)』という、とても古い有名な医学書があります。


その中に

『五穀為養』→穀物はからだを養う

『五果為助』→果実はからだを助ける

『五畜為益』→肉類はからだを補益する

『五菜為充』→野菜はからだを充実させる

と記されています。



つまり食べ物にはそれぞれ性質があって、からだの中に入ったとき、どんな作用をするのか(食の効能)を考え、体調に合わせて食材を選ぶことが薬膳ご飯なのです。


だから、苦いまずい生薬を混ぜることじゃないんです。



一番分かりやすい例をあげると、


●唐辛子や生姜はからだを温める食べ物

→冬場、からだを温める目的でお鍋に入れたりするよね。



●キュウリやトマトはからだを冷やす食べ物

→夏場、キュウリやトマトの丸かじりすると美味しいよね。


これも立派な薬膳なんです。



だからね。

薬膳ご飯は、人にもわんちゃんにも取り入れやすいご飯なのです。


薬膳ご飯、ウマウマ~爆笑!!



今日みたいに暑い日は、キュウリやトマトを食べてもいいかもですね~(笑)