長かった4年間でしたが、当初の「一生療法食です。」 と断言されたころを思い出すと、長かったような短かったような。。。
小学生のころチワワを飼うと決め、チワワを飼ったら愛情深く育てようと小学校のころから心に決めていました。
なので、
「一生、療法食なんて、絶対にあり得ない」
と毎日必死でした。
最近、家族が言うんです。
ももはうちにお嫁入りしてよかったねーーーって。
他のおうちにお嫁入りしていたら、ももは長生きしなかったかもしれないね。。
って。
動物を飼う理由は、人それぞれです。
でも、少なからず、ペットを家族と認識せずに「物」や「愛玩具」として扱う人もいます。
だから、もものお嫁入り先が、少しでも愛情を注げない飼い主で有った場合、
療法食をいやいや食べさせられて、いや・・食欲不振をほっておかれて、もしかしたら餓死していたかも知れません。
たとえ療法食を食べていたとしても、吐き戻しが続いて、いたるところが汚れて、ももに愛情が注げなくなっていたかもしれません。
謎の尿漏れで、お部屋中が臭くなって、ももに愛情が注げなくなっていたかも知れません。
いつもだるそうに寝ているばかりで、犬らしい遊びもお散歩もお出かけも出来ないことに、飼っている意味を感じなくなって愛情が注げなくなっていたかも知れません。
あくまでも想定の話ですが・・・。
私たち人間が生き物を飼うという行為は、その生き物の命を守らなければならないという重大な死命が有るはずです。
でも、その使命を軽視して、ただの愛玩動物としてとらえられていたら、ももは、幸せな一生を送れなかったのでは・・・と思うのです。
人間とペットの隔たりは、きっと、うまくコミュニケーションが取れないことも原因の一つだと思います。
でも愛情を持って接していれば、お互いに何を伝えたいのか、どんな気持ちでいるのかといったことが分かりあえるのです。
愛情を持って育てている、今これを読んでいるあなたなら、分かりますよね。
お互いの存在が必要不可欠(家族と一緒)になれば、少なくとも「物」や「愛玩具」なんて思わないはず。
私はももとの1500日を通じて、その思いを強くしました。
そして今、ももを通して得た知識で、みなさんが一緒に暮らしているペットが必要不可欠な存在、つまり家族であることをもっともっと理解してもらいたい、今、愛玩具としての存在だったら、これからでもいい、家族になってほしい。
その思いから、ペットライフケア・アドバイザーになりました。
自分自身、まだまだ、勉強が必要です。
足りないところ、知識不足もたくさんあります。
でも、実体験を通した目線から、わんちゃんとその家族の皆様が幸せになるアドバイス家サポートをしたいのです。
ももは、2013年8月で満5歳になります。
家族みんなの愛情を受けて、いつも笑顔です。
とてもよく言うことを聞きます。
家族みんなに 「抱っこ」 「抱っこ」 とせがむ 抱っこ星人です(笑)
ももがいるところには、いつも笑顔があります。
だから、家族はももが大好きです。大切です。宝物です。
みなさんにもそうなってもらうためのお手伝いを、微力ですがやらせていただきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
2013/3/1 村野治美&もも