ももが足(肉球)をなめていることが多くなりました。
そのうち脚をかじる仕草も見かけるように。
どうしたの
と良く見てみると、肉球も脚も真っ赤にただれているではないですか。
毛をかき分けてみると、かじり過ぎて出血している箇所もあります。
皮膚炎であることは一目瞭然。
ストルバイトでお世話になっている病院に行って、ももを診せると
先生 「皮膚炎ですね。」
(そりゃそうだ。)
先生 「この子はアレルギーかもしれないですね。」
私 「アレルギー 何のですか。」
先生 「アレルギーの原因はたくさんあるので、一概に言えませんが・・・食事を替えましょう。」
(はぁ また替えるの)
これなんですけど。と先生が取り出したフード。
先生 「●●(一番最初に処方されたペットフードメーカー)が出しているストルバイトにも効く
低たんぱくアレルギー食です。」
私 「え でも、これって塩分量が多いメーカーですよね。」
先生 「塩分量が多いって言っても、特には影響ないレベルの量ですよ。」
「そもそも療法食なんで、不健康にはならないよう調整されたご飯ですからねぇ。」
私 「でも、結構しょっぱいですよ。先生食べた事ありますか。」
先生 「イヤぁー、無いですけど。」
(はぁ)
先生 「このままほっておくと、全身にアレルギーが広がってアトピーみたいになりますよ。」
「そうなったら、一生苦労しますよ。」
私 「先生、これ以外のメーカーさんで同じタイプの療法食は無いんですか。」
先生 「後はネットで探していただく形になりますね。あるかどうかは分からないですけど。」
(はぁーーーーぁぁ、まただ。)
この時(ずいぶんかかりましたが)、気づいたんです。
もう、医者も誰も信用できないって。
ご飯はドックフードで。
ドックフードが合わなきゃ、フードジプシーしろ。
病気の原因を知りたきゃ、でかい病院へ行け。
もちろんリスクはあるけどね。
こんなことを言われ続けてやっと気付いたんです。
自分で何とかしようと。
そこからが勉強の始まりでした。
ストルバイト体質のからだ。
謎の尿漏れ。
謎の痛み。
定期的な嘔吐。
皮膚炎(アレルギー)。
もともと栄養士の資格を持っているので、すべてはドックフードに原因があると的を絞りました。(うすうす気づいてはいたのですが。。)
ドックフードは、総合栄養食とうたってはいるけれど、性格だって千差万別。
身体の代謝機能や必要量だって個体差があるはず。
なら、ドックフード自体がももにはあって無いんじゃないか。
それを本能的に分かってももは、ドックフードの食事を拒否し続けたんじゃないか。
そう気づいたら、ももに申し訳なくて涙が出ました。
なんで、もっと早く気付いてあげられなかったんだろう。
こんなになるまで、なんで先生を信用していたんだろう。
しばらく泣いて、思い直しました。
今を嘆いてもしょうがない。
今からここから、元気なももを取り戻そう と。