こんばんは。

サッカーアジアカップは昨日リーグ戦がすべて終了してトーナメントの１６チームと組み合わせも決まりましたね。

D組２位通過の日本は初戦はバーレーン、勝てば次は順当ならイランとの対戦になりそうです。

今回日本は予選リーグの第２戦でイラクに敗れメディアなどではかなり批判記事も出ていたようですが、

ワタシ的にはそれなりにうまくやってるな、と思っています。

最近の日本代表は海外でもチームの主力となる選手が沢山出てきて次のW杯では優勝狙う！なんて強気なコメントも聞かれます。

さすがに優勝は気が早いとしてもそこまで言うからにはそのために今何をすべきか、というのが大切になってくるのでしょう。

それを考えれば今回のアジアカップの目標は出場する各選手のコンディションが決勝の時にピークになるように調整してベストパフォーマンスのプレーを見せて優勝する、ということだと思います。

W杯のような長期開催の大会で優勝を狙うなら、最初からコンディションあげていては最後にはスタミナが残っていない、というのは良く聞く話。

前回のW杯でも優勝したアルゼンチンが初戦でサウジに負けたのは記憶に新しいところです。

あの時こりゃアルゼンチン優勝むりだわ、とワタシも思いましたけど（＾＾；

アジアカップもまさに長丁場の戦いでW杯のリハーサルにはもってこい。

リーグ戦は突破することを絶対条件にしながらできるだけ色々な選手を使って試してみる、というのが目的だったとするならば、

調整中の三苫以外のフィールドプレイヤーは全員使い深刻な負傷者もなく、そのうえ２位通過でもトーナメントで最強のライバルというべき韓国とオーストラリアと反対の山に入ったのはむしろ望外の結果というべきかもしれません。

それともう一つメディアにけっこう批判されてたのはＧＫの鈴木彩艶。

彼は今年ベルギーのシントトロイデンに移籍して元日本代表のシュミットダニエルからポジションを奪って最近はずっとレギュラーで試合に出ています。

ワタシもDAZNで大体の試合はチェックしてるつもりですが彼のプレーははっきり言ってパッとしません。

平均的な仕事は出来てると思うけど所謂スーパーセーブ的なシーンは皆無。

シュートへの反応というところではイマイチじゃないでしょうか。

正直今の時点では彼よりも権田の方が良いかもしれません。

ただしその権田も前回のW杯でフル出場したけど、その後行きたい海外クラブからのオファーは無かったようで今もＪ２の清水所属。

要するに他のポジションでは世界で通用する選手がドンドン出てきてるけどゴールキーパーは出遅れてる、ということでしょう。

今回のアジアカップはその日本の課題がはっきり出た、ということだと思います。

ただ鈴木彩艶はやはり素材的にかなり有望だし、これから海外と代表（五輪も）で試合経験積めば化けるかも？

それに今回呼ばれなかったけど中村航輔もいるし他の若手もいるし、まだまだ他のポジションに追いつく時間はあると思います。

逆に代表のＧＫがどこまで進化するかが、次のＷ杯までの一番の課題であり楽しみなんじゃないでしょうか。

ここでちょっと話題がそれますが、今回のアジアカップで一番驚いたのは東南アジア勢の活躍。

リーグ突破出来たのはタイとインドネシアだけだったけど、日本から一度逆転してみせたベトナム、最終戦で勝ちに来ていた韓国と引き分けたマレーシアなど好チームが目立ちました。

２００８年にＪリーグがアジア枠を作ったときに東南アジアのチームが強くなればアジアも日本も強くなる！と当時のブログにも書いたんですが、ようやくそんな感じになってきましたね～（＾＾）

で、話は日本代表に戻りますが、ワタシ的には次勝ってその次のイラン戦辺りから三苫出して、試合ごとに選手のコンビが進化して彩艶もスーパーセーブ見せて、決勝では最高のパフォーマンスで優勝する！というシナリオで進めてほしいと思ってるんですけどね～（＾＾）

サッカー日本代表とアジアカップ