フィラリアってなに?薬っていつからいつまで? | 【大阪 八尾市】ミニマリストは目指さない!捨てるのが大好きな専門家 ステリストきーやんのブログ

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大阪府八尾市在住。捨てるの大好きステリストのきーやんです
ポメラニアン4匹と猫も1匹。高齢の母との毎日
片付けはまず物と向き合い物を減らすことから始まる
物にあふれた空間をなんとかしたい人のお手伝いをしています

今月二回目の三連休でしたね

我が家には連休なんてございません

365日4匹のポメラニアンと1匹のネコのお世話があるのです

こんばんは

犬との暮らし方アドバイザー き~やんです

 

秋になって蚊が元気だと思いません?

 

今年の夏は例年にない猛暑の夏でした

奴ら(蚊)は気温が35度を超えると活動が著しく低下します

その上晴天の日が多かったために蚊が繁殖する水たまりも少なく

奴らは身を潜めていたようです

が!少し涼しくなり雨の日が続くと今までどこにいたのか姿も見せなかった奴らは

途端に元気に活き活きと飛び力強く血を吸ってくれます

 

以前記事に書いたのですが

犬の感染症の一つにフィラリアという疾患があります

犬の心臓の右心房と肺動脈に寄生する犬糸状虫がよく知られています

(犬糸状虫→「いぬしじょうちゅう」と読みます)

心臓で成虫となり治療にも時間がかかるほか死に至る場合もあります

この犬糸状虫は吸血昆虫、そう蚊やアブに寄生しています

全ての蚊がこの寄生虫を持っているのではありませんが

出来るだけ予防したい犬の疾患の一つです

月に一度薬を犬に飲ませることで感染を防ぎます

 

初めて犬と暮らす飼い主さんはフィラリア予防薬と聞くかもしれません

実はフィラリア予防薬は予防ではありません

愛犬が蚊に刺された。その蚊が犬糸状虫を寄生していた。刺された際に感染した。

その寄生虫が幼虫の間に殺してしまう薬が、フィラリア予防薬なんです

フィラリア駆除剤と言った方が分かりやすいかも知れませんね

 

そんなフィラリア予防薬の投与推奨期間は5月から12月だと言われていますが

昨今の日本に気候は亜熱帯に近くなってきたような気がします

暖かいと言えばいいのか暑い日が多いような気がしませんか

以前東京の獣医学部の生徒さんが11月下旬に公園で蚊を採取すると

犬糸状虫(フィラリア)を寄生させている蚊が多数見つかったそうです

越冬する蚊までいるという話も聞きました

 

私は初めて犬と暮らす飼い主さんに

出来るなら通年(一年中)フィラリア予防薬を飲ませることを勧めています

通年飲ませるメリットは

フィラリア症から100%愛犬を守ることが出来る

フィラリアに感染しているかどうかの血液検査が不要になる

デメリットは

予防薬の費用が通年必要となる

 

実は冬の間フィラリア予防薬を投薬しない場合、春に再開する時に

血液検査でフィラリア症に感染していないかを調べる必要があります

なぜ必要なのかと言うと、万が一投薬をしていない期間にフィラリア症に感染してしまっていたら

フィラリア予防薬を飲ませることで犬の心臓で成虫となった犬糸状虫が一瞬で死んでしまいます

それが原因で血管が詰まってしまったりすると、命にかかわる状態になってしまうこともあります

 

今はおやつタイプのフィラリア予防薬があるので

愛犬も美味しく(味は分かりませんが)食べてくれます

 

通年飲ませるのか。冬の間は飲ませないで毎年血液検査を受けるのか

それは飼い主さんが決める事なのですが

奴ら(蚊)の活動期間は長くなってきていることだけは覚えていてくださいね^^

 

あ。そうそう。

初めての動物病院がどんな先生なのか不安やわ~と思うのなら

フィラリア予防薬やノミダニ駆除剤を買いに行くことをお勧めします(爪切りなんかもいいかな)

飼い主さんが信頼できる病院に愛犬を連れていくことが愛犬の不安感も少なくなると

私は思っているので、まずは予防薬や爪切り等でかかりつけの動物病院を見つけるといいですよ^^

 

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昔は辛かったわ。フィラリアの薬

にが~いし、喉の奥に無理矢理詰め込まれるし・・・

思い出してだけで涙でそうや