ペットプロジャパンさんで書かせていただいているコラムをリンクさせていただきます。
今回のテーマは「猫のサブスク騒動から得た学びと気づき」です。
えらい騒動になりました。SNSの猛反対するコメントで火が点き、ネットニュースに取り上げられて大炎上しました。そりゃそうだ、という思いもあります。何とか保護猫たちを人間の家庭に、という気持ちが前のめりになりすぎて、猫が譲渡される過程にあるべきいろんなことをすっ飛ばしてしまった訳です。
でも私としては、あのサービスを全否定して追い出してスッキリ、という納め方にしてほしくない思いもあって。
なぜなら、目的そのものは保護猫活動のコンセプトから外れるものではなく、月額からして儲けたいという感じにも見えなかった。つまりは「やり方をあまりにひどいレベルで間違えた」ことが反発を生んだ要因だったので、その点をどうにかすれば、今後保護猫活動の現場に何かしらの問題提起ができるかもしれない。
騒動が収まった今、冷静に考えてみるとあのサービスからも「時代を、現場を少しでも変えられる可能性」はあると思っています。やり方さえ変えればいいんだから。
こういう場でしか書けませんが、あの騒動を頭ごなしに批判していた人の中にどれだけ「保護猫活動の仕組みや現状をちゃんと知っている、ちゃんと分かっている人」がいたでしょうか。
この国において猫と暮らす世帯は少数派です。「猫を飼いたければペットショップ」と思っている人は意外とまだまだ多いように感じます。
「かわいい」だけではない現実もたくさんありますが、「かわいそう」だけ言ってても現状は変わらない。強い風当たりの中に時代を変えるきっかけを見つけていく難しさこそが、動物との共生社会の本質かもしれません。
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