■人生を狂わされるかもしれないという状況に直面した若者達、学生達に対して、
 基本的に田中大臣はまず、謝罪をすべきなんです。混乱を招いたのは
 事実なんです。
 そもそも、大臣である田中眞紀子文部科学大臣がこの制度そのものについて
 ちゃんとした認識、知識をもっていなかったことがこの問題の発端だろうと
 思います。彼女が非難をした、認可をする前に建物ができているではないかと。
 教授陣も揃っているではないかと。これは建物が出来ていること、基準に合った
 設備ができていること、教授陣が高い水準を守るために契約がなされていることが
 条件なんですから、その条件をクリアしてはじめて認可されることになっている
 ということを理解できずに、その認可の条件をもって批判をしていると。

■驚くべき大臣だったと思いますし、同時に、大臣と同じような理由をもって
 岡田副総理も現状の制度を批判していました。
 これも副総理として見識がなかったと言わざるをえないと思います。
 そもそも、官邸に行って、官房長官と総理の理解を得ていると田中大臣が言って
 いましたね。そういう意味においては、官邸の責任も極めて重いと思います。

[11月8日 国会内]