移植、死刑囚が主要供給源 中国衛生省次官
共同通信社 3月8日(木) 配信


 【北京共同】7日付の中国夕刊紙、法制晩報によると、中国衛生省の黄潔夫(こう・けつふ)次官は開会中の国政助言機関、人民政治協商会議(政協)の会議で6日、中国の臓器移植の現状について「一般人の献体が不足しており、死刑囚が主要な移植臓器の供給源だ」と述べた。

 黄氏はメディアの取材に対し、臓器提供者(ドナー)の大半が死刑囚だと明らかにしたことがあるが、公の場で認めるのは異例。

 また黄氏は、中国では毎年150万人の臓器提供を待つ患者がいる一方、移植のために提供できる臓器は1%に満たないと述べ、ドナー不足の現状を強調。移植希望の患者とドナーの情報を的確に管理するシステムを構築し、公正な臓器移植が行える制度を整備すると表明した。

※日本でもそうすればいいのに。ねぇ。