東直門の西南角にある来福士広場では
毎夜お年寄りの同好会による"扭秧歌"という
太鼓や銅鑼にあわせた踊りが繰り広げられている。
"扭秧歌"の"秧歌"とは、c国北方の農村で広く行われる
銅鑼や太鼓に合わせ歌いながら踊る、云わば民間舞踊で、
古くは節句や祝い事の時に行われてきた。
"扭"とは捻るという動詞、体を捻って踊るところから、
踊るという動詞ではなく捻るという表現をするのが一般的となった。
北京では公園や広場で、"扭秧歌"の同好会が
健康や交友の為、(けっこうな大音量で)踊りを楽しんでいる。
構成はほとんどが見たところお年寄り。
来福士広場では、生バンド、マイク&スピーカー持参で
演奏も素人ながら本格的。それだけに東直門の交差点は
毎夜2時間大音響で"秧歌"のBGMが流れる(^▽^;)
衣装も全て持参している。
準備が整ったら2人組の踊りも終わり、
変わって、お色直しを終えた団隊が再度お目見え!
11月下旬の夜、外気は既に5度以下。
すごい!元気!
音は煩い。
すごく煩い。
嫌いな人は、近くに住んだら毎夜大音響に悩まされるかも・・・
太鼓の音は部屋の壁がビリビリ鳴るほど・・・
テレビのボリュームも自然に大きくしなくては聞こえない・・・
でも良い習慣だと思う。
お年寄りが活き活き暮らす北京の一面デス。
因みに、管理人は、この大音響、
初日はあり得ない!と思いましたが、
今はと言えば、「瀬戸の花嫁」が始まった時などは
鼻歌歌ってマス(*^ー^)ノ
冬以外は、20~22時、
そろそろ寒くなってきたので、
開始時間はやや前倒し、演奏は時短になりつつある。
北京ではあちらこちらで見かけるこの踊り。
真冬、氷が張る公園の池の畔でも踊っておられます。
見かけたら、それが"扭秧歌"。
皆さんお元気デス~!