4回目は最終回
プーアールに代表される黒茶、
そして黄茶、再加工茶について学びました。
やっとこ扱い方がわかり、
陽の目を見る日も近く・・・と一瞬思いましたが、やっぱり
このまま自然発酵に任せて何年か熟成させることに。
大事にします!
プーアールナイフを使って上手に解します。
1回の茶葉の量はほんの2ツマミ程。
プーアール茶ってこんなに美味しかったでしょうか?!
渋くない、臭くないどころか、甘ささえ感じます(・∀・)
水色も黄金色から赤ワインのようなものまで・・・
今まで飲んでいたのは何だったのか???
知らないって怖~い
宮廷(芽だけ)、薔薇入り、珈琲豆入り、
等々・・・手軽に楽しめるプーアール沱茶(お椀型に
丸くしたもので、正式な大きさは夏蜜柑大)。
他にも、蜜柑の皮に詰めたもの等もあります。
よ~く見ると表面に金花と言われる菌がついています。
これが美味しさの素ですが、飲むときは洗って使います。
お茶の知識は全く無い管理人。
プーアール茶は、雲南省のプーアール地区が生産地で、
台湾や香港は単なる一大消費地だったこと…初めて知りましたf^_^;
これはガラス茶器を使い中投法で淹れます。
茶葉が立つ姿は美しく、よく竹林に喩えられ、
茶葉鑑賞も楽しみながらお茶を嗜むのだとか・・・
管理人に最も足りない優雅な部分です(^_^;)
チベットの黒茶も青海鉄道開通で人気が出てきたそう。
産地はやっぱり茶馬古道の出発地である
四川省雅安県。
奥:福建省の白龍珠
手前:四川省の碧譚飄雪
(↑上投で淹れると雪が舞う様に見えるから飄雪…綺麗デスネ)
ジャスミン茶の製造過程を聞いて驚き
6~8月、お茶を広げた上に、(ジャスミンの花は夜開くので)
夕方から開きかけのジャスミンの蕾を撒き、
花が開き香りを茶葉が吸収したところで、
花を取り除き、また新たな蕾を撒く・・・
この工程を、夜通し、
通常でも3回、高級なもので7回繰り返すのだとか。
因みに、この作業の見学ツアーもあるそうです^^
この他にも、
時間を目一杯使って興味深いお話を沢山して頂きました。
勿論、全部テイスティングしました~(ん旨ぁ~い)
【受講後記】
たった4回の中国茶講座でしたが、
茶葉の見分け方の基本、市場でのお茶の買い方と相場、
お茶の謂れ、基本的な淹れ方、テイスティング、茶器のいろは等々・・・
本当に盛りだくさんで、何れも有意義で興味深く、
あっという間の2時間×4日間でした。
k先生、一緒に受講したmさん、tさん、
有難うございました。多謝~