4回目は最終回音譜

プーアールに代表される黒茶、

そして黄茶、再加工茶について学びました。


わんのブログ-黒茶1
我が家にあった湖北省赤壁の圧縮黒茶も、

やっとこ扱い方がわかり、

陽の目を見る日も近く・・・と一瞬思いましたが、やっぱり

このまま自然発酵に任せて何年か熟成させることに。

大事にします!



雲南省西双版納州「孟力」海県産プーアールの生茶(3年物)
わんのブログ-プーアール1


雲南省西双版納州「孟力」県産プーアールの熟茶(3年物)
わんのブログ-プーアール2

プーアールナイフを使って上手に解します。

1回の茶葉の量はほんの2ツマミ程。


プーアール茶ってこんなに美味しかったでしょうか?!

渋くない、臭くないどころか、甘ささえ感じます(・∀・)

水色も黄金色から赤ワインのようなものまで・・・

今まで飲んでいたのは何だったのか???

知らないって怖~いガーン


沱茶4種と散茶葉
わんのブログ-プーアール3

宮廷(芽だけ)、薔薇入り、珈琲豆入り、

等々・・・手軽に楽しめるプーアール沱茶(お椀型に

丸くしたもので、正式な大きさは夏蜜柑大)。

他にも、蜜柑の皮に詰めたもの等もあります。


何と1979年産の茯磚茶(生茶)
わんのブログ-黒茶

よ~く見ると表面に金花と言われる菌がついています。

これが美味しさの素ですが、飲むときは洗って使います。


お茶の知識は全く無い管理人。

プーアール茶は、雲南省のプーアール地区が生産地で、

台湾や香港は単なる一大消費地だったこと…初めて知りましたf^_^;


こちらも珍しい黄茶:四川省雅安県産「蒙頂黄芽」
わんのブログ-黄茶1

これはガラス茶器を使い中投法で淹れます。
わんのブログ-黄茶2
茶葉が立つ姿は美しく、よく竹林に喩えられ、

茶葉鑑賞も楽しみながらお茶を嗜むのだとか・・・

管理人に最も足りない優雅な部分です(^_^;)


チベットの黒茶も青海鉄道開通で人気が出てきたそう。
わんのブログ-蔵茶
産地はやっぱり茶馬古道の出発地である

四川省雅安県。



再加工茶の代表ジャスミン茶2種!
わんのブログ-再加工茶

奥:福建省の白龍珠

手前:四川省の碧譚飄雪

(↑上投で淹れると雪が舞う様に見えるから飄雪…綺麗デスネ)


ジャスミン茶の製造過程を聞いて驚き目

6~8月、お茶を広げた上に、(ジャスミンの花は夜開くので)

夕方から開きかけのジャスミンの蕾を撒き、

花が開き香りを茶葉が吸収したところで、

花を取り除き、また新たな蕾を撒く・・・

この工程を、夜通し、

通常でも3回、高級なもので7回繰り返すのだとか。


因みに、この作業の見学ツアーもあるそうです^^

この他にも、

時間を目一杯使って興味深いお話を沢山して頂きました。

勿論、全部テイスティングしました~(ん旨ぁ~い)ニコニコ


パンダパンダパンダ


【受講後記】

たった4回の中国茶講座でしたが、

茶葉の見分け方の基本、市場でのお茶の買い方と相場、

お茶の謂れ、基本的な淹れ方、テイスティング、茶器のいろは等々・・・

本当に盛りだくさんで、何れも有意義で興味深く、

あっという間の2時間×4日間でした。


k先生、一緒に受講したmさん、tさん、
有難うございました。多謝~ラブラブ