葛飾区で交通事故の加害者になったら
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葛飾区の住宅地、細い路地を突っ込んでくる自転車。

うっかりミスとタイミングが重なったら、加害者になってしまった。

そんな時、あなたならどうしますか?

葛飾区の交通事故相談は、区民相談室が窓口になって、加害者側からも被害者側からも、相談を受け付けています。

葛飾区で起こした事故、警察へ届けて、交通事故証明の手続きを取らないと、示談交渉が進みません。

交通事故証明の申し込みは、葛飾区内ではなく、府中の自動車安全運転センターで申請することになります。

事故が発生し、加害者と被害者で話し合いをして、損害賠償額や、その支払いの方法などを取り決めることを、示談といいます。

示談となった場合には、書面にした金額以外は、加害者に請求をしないということを取り決めて、これを持って交通事故の解決をはかるということになります。

示談の取り決めは、弁護士、行政書士、保険会社などが行うのですが、自分で行うこともできます。

示談には、裁判所は無関係で当事者同士か、専門家が話し合いをすることになります。

示談金は、お互いが納得すれば和解契約として成立します。

納得できない金額の場合には、捺印できない被害者も多いものです。

揉めずにスムーズに示談にするためには、専門家の力が必要なこともあるわけです。

平成17年度の交通事故件数がピークだった時は、30秒もあれば、1件の交通事故が発生していました。

葛飾区に限らず、全国では大小さまざまな事故が、常に発生しているということが言えます。

葛飾区では自転車や二輪車の事故は、劇的な減少というわけにはいかないのが現状です。

葛飾区の1万人に対する事故件数は40件近くになります。

狭い路地を抜けようとすると、葛飾区に限らず、飛び出してくる自転車などにひやっとすることはあるものです。

これだけの事故があれば、保険会社同士で円満に話が済むケースもあれば、泥沼の示談交渉でもめるケースもあるわけです。

過失割合は、全てが加害者が悪いのかというと、事故はお互いの不注意と、タイミングで起こるもの。

100パーセント加害者の過失になるような、深刻な交通事故は、割合的には非常に少ないわけです。

お互いの不注意を割合であらわしたのが、過失割合です。

加害者に課される損害賠償金を決定する際、この過失割合が重要になります。

たとえば、赤信号を無視して飛び出してきたバイクとの接触事故。

加害者の車の信号は青、制限速度も守られていて、過失割合は50となっていたら、損害賠償金も50パーセント分だけの支払になります。

これを過失相殺と言います。

この割合は、保険会社が決めるものではなく、交通事故の状況を、過去の判例にあわせて決めていくことになっています。

この認定基準について書かれた本もたくさん出版されています。

基準に個別の状況を加味して過失割合を決めていくのですが、この際に重要になってくるのが、現場の状況を記録した実況検分です。

一時停止をしたかどうか、ウインカーが出ていたかどうかなどの詳細は、記録を残してもらう必要があるわけです。

葛飾区は昭和37年9月に交通安全区宣言をしています。

葛飾区の1万人あたりの交通事故発生件数は、39件前後となっています。

足立区、江戸川区、北は埼玉方面へ、南は千葉県へと隣接する葛飾区。

葛飾区を抜けて、隣接県へと急ぐドライバーも多いことでしょう。

交通事故の際には、人身事故でも物損事故でも、加害者は警察へ速やかに届けましょう。

軽い物損事故だと、ついついその場の話し合いで済ませてしまおうとしがちです。

自分も相手も怪我もなく、物損自体損害が軽いうえ、朝の忙しい時で、手続きをやっている暇がない。

お互いに損害賠償することで納得したなどとなって、その場をやり過ごそうとしてしまうこと、ありますよね。

自分が加害者かどうか、厳密な過失割合というのは、その時の感覚ではわからないもの。

警察に届けることで、交通事故の詳細もはっきりします。

実況検分は、交通事故の状況を整理し、正確に記録に残すためのもの。

これを基本にして、その後の加害者の手続きが決まってしまいます。

きちんと言いたいことを説明しておくことで、加害者の示談交渉は、後々まで影響します。

目撃者がいたら、氏名や連絡先などを聞いて、証言をお願いしましょう。

時間がたつと残らないブレーキ痕なども、しっかりその場で確認して、記録に残してもらうことが重要です。